人物一覧
◇魔王様<オロバス>/一人称は通常「我」
拾い魔王。拾うのは動物とは限らないが、動物はいまのところ何故かどれも白い
菜食主義。無表情がデフォルトだけど口調は相手により結構変わる節あり
髪も服も黒いが腹黒さは多分爪の垢ほどしかない
◇リザーク/一人称「私」
宰相。魔王の両翼片割れ。魔王様至上主義
魔王宮勤めはツェレスクより400年ほど先輩
◇ツェレスク/一人称「俺」
魔王の両翼片割れ。防衛隊統括責任者及び魔王宮動物飼育責任者でもある
尊敬語は敵。最上級敬語の中でも特に「らりるれろ」多用敬語は天敵なもよう
いつも魔王が出掛ける度になにか拾ってくるので困っている
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以下登場順
◇東の霧の山の神々の長
神獣の子供を迎えに来た気のいいおじさん
◇精霊リルミラ
亜空間で遭難し漂っていたのを魔王に助けられた南の森コランチェレーニの精霊一族の姫
魔王に惚れて女子力あげようとしたら間違った清楚な美人さん
一件以降魔王の嫁候補に挙げられているが本人は知らない
◇キーリ
魔王んとこの白い犬に保護された飴屋の坊や。
愛らしさにかけては魔王のお墨付き
飴屋は母親が営んでいる。旦那さんは真面目な街の建設部隊員でいわゆる共働き
◇魔神ヴォートヴィーク/一人称「私」
嫁大好き魔神。なのに王のところで女性にちょっかいをかけまくって雷を落とされた
残念な男だが、魔王を敬愛している。嫁は命
女性にはちょっかいをかけなくてはいけないと思っている迷惑な神種かもしれない
奥さんのライナは戦女神で108人目の子供を出産予定
◇レン/一人称「オレ」
元勇者。異世界・地球の日本国から召喚された21歳大学生
日本名は近江蓮
非道な魔王を倒したら元の世界に帰すと帝国に騙されていた気のいい青年
◇騎士アーデルハイド
通称アーデ
帝国騎士団の腕の立つ女騎士で勇者パーティーの一人
街の奥さん達によく着せ替え人形にされている
◇魔導師シーギス=サンステレルリア
勇者パーティーの一人
此方の世界での一般的な魔術式も使うが、札や式のようなものも扱う
異端の魔導師
ツェレスクには言いにくいだろう姓の持ち主
◇獣人ロシュ/一人称「俺」
勇者パーティーの一人
魔王になついた理由が獣属性だからなのか、それとも子供精神年齢だからかは不明
獣化もするが普段の姿はケモ耳と尻尾がある人型
15歳成人済み。身長1m75の蓮よりも背が高い
◇魔導師グディエリス
シーギスの師匠であり育ての親。
札や式のようなものを扱う正体不明の異端の魔導師
放浪癖がありシーギスはいつも心配していた
◇アルデュロス
謀反起こして追放されたが、千年位放浪していよいよ死にそうになったところで魔王が街に連れ戻した。
魔王が世界に存在してからはじめての臣にして家族であり、友である
右手の指の龍の爪のアーマーリングと左腰の瑠璃色に光る短剣はかつて魔王が贈ったもの
堅物。リザークの千倍くらいは堅物。
魔王に「オコジョの額ほどしかない」と評されるほど視野が狭いらしい
◇ヒューイット/一人称「ぼく」
魔王のミニチュアかというほどそっくりなホムンクルス(人造生命体)
自分を作った大魔術師アマルマを母親と認めている
キーリ相手だと感情が顔に出やすくなる
◇大魔術師アマルマ
父親が高位の火精である半精霊族。ハイブリッド
ヒューイットを偶然作ってしまったが、いまは自分が母親だと自負している
帝国の稀代の大魔術師といわれるが、本来の職業は錬金術師で薬を開発したりしている
歳は見た目30代前後と思われるが不明
◇神
イディムの神。魔王は彼が嫌いらしい。本来の見た目は魔王の白版
魔王とはコインの表裏のようなもの。片割れともいえるが魔王が嫌がるだろう
魔王をイディムに出入り禁止にしているのは神なので、立場的には神>魔王であるらしい
◇帝国皇帝/一人称「私」
本来の名前はジスラン・サール=ボスタリカーニャ
不遇の半魔族。
祖父は元魔王側近ヴィト・サール、母はメニヤーナ・サール