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これまでのあらすじ(第五章分)

これまでのネタバレを過度に含みますというか、第一章から第四章までの流れをガッツリと説明します。

「ぶっちゃけ最新話から追いかけたいよね」という方は読んでいただきまして、少しでも作品を追いかけるきっかけになればと思います。

これからも「でこ好きメイジと力強き女戦士たち」をよろしくお願い致します~。


※だいぶメタな発言もあります。ご注意ください。









エイト:

 『でこ好きメイジと力強き女戦士たち』これまでのあらすじ紹介コーナーです!

 ……なん、です、が、


エントルティン:

 ……チッ!


エイト:

 ……いえーい。


エントルティン

 …………はぁ。


エイト:

 ねぇなんでこの人選!? おかしくない!?


エントルティン:

 そうよ! 本編中でまったくからんでないでしょ! どころか、読者目線において、目下一番敵対している二体でしょ!?

 なんでこんな頭悪い空間に放り込まれなきゃいけないのよ!!


エイト:

 責任者出て来ぉぉぉいっ! ……と言っていても仕方がないことは分かっているので。

 諦めて進めていきましょうか、エントルティンさん。


エントルティン:

 あんた……。物分かり良すぎでしょ。


エイト:

 ことこの空間に関しては、諦めているだけです。

 いわゆる、『あらすじ紹介をしないと出られない部屋』、ですから。


エントルティン:

 なにそれどんな懲罰よ。

 あなたと同じ空気を吸ってるだけでも吐き気がするのに、あなたの冒険の道筋を一緒に振り返るとか。

 セ〇〇〇して部屋を出たほうがマシでしょ。


エイト:

 天秤にかけるものが重い!

 でもそれだと、結局言葉を交わすことになるのでは?


エントルティン:

 無言でセ〇〇〇に決まってるでしょ。


エイト:

 フェチ度が上昇した!

 と言ってもまぁ、残念ながら『ローネス』メンツはただれている人が多いので、セ〇〇〇をしたところで出ることは出来ないと思います。

 罰ゲームにならないんで、ソレ。


エントルティン:

 あらためてイカレた作品ね。


エイト:

 それじゃあそんなイカレた作品、振り返っていきましょうか。


エントルティン:

 まさか私、一足先に魔界に帰ったわけじゃないわよね……。

 地獄よりもしんどいわコレ。






エイト:

 まぁ先んじて言っておきますと、ここはメタ空間!

 会ったことのない俺たち二人! かつ、『ローネス』組と『魔王軍』組!

 それぞれの陣営しか知りえない情報でもおかまいなしに喋りますし、本編になったらそれは知らないことカウントとなりますので、あらかじめご了承ください!


エントルティン:

 だいぶ念入りにおすわね。


エイト:

 あまりにも前例のない組み合わせですからね……。

 入念に言っておかないと、本気で混乱させそうで。


エントルティン:

 大丈夫よ。どうせあなたと仲良くおしゃべりする気はないもの、私。


エイト:

 ですか。……まぁそうですよね。

 エントルティンさんは魔王軍。しかもナンバーツー。

 かつ、その中でも特に俺を敵視している幹部ですからね。

 ……ってアレ?


エントルティン:

 お待たせエイト。むこうからお茶とお菓子持って来たわ。


エイト:

 あれ言動が一致してない!? ど、どうも……。


エントルティン:

 喋らなきゃいけないのであれば、コンディションは最高の状態にもっていく。

 手は抜かないわ。絶対。


エイト:

 プロだ……。あらすじ紹介のプロがいる……。


エントルティン:

 損な役回りが多いだけよ。

 あぁちなみに、たけのこのほうは持ってきてないから。


エイト:

 さらっと戦争の種火をぶっこんできた!?


エントルティン:

 なによ、だって明らかにきのこのほうがおいしいでしょ。

 (※個人の感想です)


エイト:

 それを言い出したらゴングが鳴っちゃうんですよ! たけのこ派がこの作品を読んでくれなくなるでしょ!?


エントルティン:

 はっ、それくらいで読まなくなるとか、心が狭すぎでしょ!

 年中たけのこばっか食べてるからなのかしら?


エイト:

 あんたマジで帰れよぉぉぉ! 過去一の危険人物だよこの人ぉぉぉ!!


エントルティン:

 帰れるものなら帰りたいし、人ではなくて魔族よ。


エイト:

 魔族をも魅了するきのこ、すげえ……。


エントルティン:

 女神連中はそろってたけのこだからね。

 逆張りよ逆張り。


エイト:

 宗教戦争の道具にしないでください。

 だいたいこれ、どっちもおいしいでしょ。

 たけのこにはたけのこの、きのこにはきのこの良さがあります。


エントルティン:

 あんた……。どうしてこの話題を広げる方向に行くのよ。

 さっさと本題を先に進めなさいよ。


エイト:

 おぉ正気に戻った。

 それでは、それぞれ食べながら進めるとして……。まずは第一章からですね。


エントルティン:

 おでこ舐めたら女がパワーアップ。

 冒険者育成学校において、退学させられるかもしれない事件に巻き込まれたけど、無事卒業できてよかったね。

 以上。


エイト:

 みじか!


エントルティン:

 次、第二章ね。

 VS魔王様! あんたらじゃ麗しの魔王様に手も足も出ない。かくてー! これかくてーだから!

 なんならへりくだって「あぁ魔王様~♪ そのもりもりな筋肉とたぷたぷのおっぱいで、どうかこの哀れな俺たちの頭をすりつぶしてください~い♡♡♡」……と言ったりもした。


エイト:

 言ってない! それあなたの願望ですよね!?


エントルティン:

 あなた知らないでしょ? あのお乳様の谷間に誘われるとね、生きてることとか、全てがどうでもよくなる魔性を秘めているのよ?


エイト:

 魔性の魔王だ。


エントルティン:

 キマる乳なのよ。

 まずあのむっちむちの筋肉も素敵なのよね。硬くないの。柔らかいのよあの筋肉。


エイト:

 脱線してる! その話は非常に興味もありますが、あらすじを紹介しましょう!


エントルティン:

 まったく……。キャラモノの小説なんだからキャラの紹介したほうが効率良いでしょうに……。

 アンタらは最高で最強で最恐の魔王様と戦い、偶~~~~~~然にも引き分けて一命をとりとめる。

 で、アンタが黒い杖――――『神造遺物(アート・ファクト)』を取得して第二章終了ね。


エイト:

 ここから本格的に魔王軍との戦いになるわけですね。


エントルティン:

 ネタバレ。こっちが勝ちます。


エイト:

 まだわかんないでしょ!


エントルティン:

 フン。現時点では貴様らの方が有利みたいだけどね?

 ここから逆転の一手を、こちらも用意してみせるわよ。


エイト:

 ちょ……、ここでケンカするのはやめましょう!

 決着は本編で! ね!?


エントルティン:

 う……。別にケンカでもなんでもないけれど。

 そういうとこけっこう敏感よね。


エイト:

 言い争いとかしてこない、ぼっちの高校生でしたからねぇ前の世界では。


エントルティン:

 前の世界の九重 英斗と、平行世界のエイト・ナインフォールドの合体、ねぇ……。

 存在としてはなかなか面白いわよねあなた。


エイト:

 恐縮です。

 あと、……自然に説明してもらってありがとうございます。


エントルティン:

 そっ、そーいうところよあんた!

 こういうときは痛み入って、心の中だけでお礼言っとけばいいの!

 デリカシーないって言われない!?


エイト:

 残念ながら、『ローネス』にはもっとデリカシーないのが、何名かいまして……。


エントルティン:

 原始の時代に生きてたやつらなの?


エイト:

 本能的ではあります。特に団長が。


エントルティン:

 はぁ……。『ローネス』……。『ローグズ・ネスト』ねぇ……。

 脳筋だらけの集団で、そこにバッファーとしてアンタが入るかぁ。

 言う程脳筋だらけってわけでもないけどね。


エイト:

 (説明してくれてありがとうございますという顔)


エントルティン:

 まぁ実力者ぞろいだから?

 第三章においても、『ローネス』のクリスエルトに、魔王軍の第三位が。

 第四位から第十一位までがダイナ一人に。

 第十二位のウディルルまでもが、あんたに負けるという始末。


エイト:

 (説明めっちゃありがとうございますという顔)


エントルティン:

 黒杖の中には悪魔が居てあんたを覚醒(?)させるし。

 メインヒロインであるところのバトルヒロイン・ダイナは、元々強かったのにより強くなっちゃうし。

 クリスエルトは精霊種としてアンタの従僕になっちゃうし。

 第四章ではセルマとフラワーも戻ってきて、魔王軍の拠点を潰していってるし。お手上げよね。


エイト:

 いやさすがに声に出して言います!

 ありがとうございます!!!!!!!!!


エントルティン:

 な、なによ……!?


エイト:

 全部じゃん! 全ッ部説明してくれるじゃん! どこまでも言葉が止まらないじゃんこの人!!


エントルティン:

 あらすじ説明なんだからあらすじを説明しただけでしょ!


エイト:

 うぅ……。助かる……。エントルティン助かる……!

 きのこたけのこのくだりで尺を使い過ぎたときはどうなるかと思ったけど、めっちゃ簡潔に、必要なところだけを掻い摘んで説明してくれるんだもん……!


エントルティン:

 気持ち悪いわね。ちなみにティッシュはそこに置いておいたわ。


エイト:

 気遣いの塊か!


エントルティン:

 進行に必要なことであれば、何でもやる。それが私よ。


エイト:

 有能すぎる……。

 いやぁ、もう『ローネス』陣営にも欲しいくらいですよ。なんて……。


エントルティン:

 ――――それはないわね。


エイト:

 エントルティンさん。


エントルティン:

 軽口をたたくのはいいわ。でも、これだけは言っておく。

 私は『魔王軍』にいるわけではない。あくまでも、『魔王様』に仕えているの。

 『ローグズ・ネスト』には魔王様はいない。

 だから私が『ローグズ・ネスト』に行くことは無い。それだけよ。


エイト:

 ……そうですよね。


エントルティン:

 そうよ。

 だから私は第四章ラストで、あなたへ『攻撃』をしたの。


エイト:

 ……です、ね。

 『ローネス』が全員集まった宿屋の中。

 そこへ、俺だけをピンポイントで、別の場所へと移動させる魔法を送った。


エントルティン:

 見知らぬ海岸沿いに飛ばされたあなた。

 杖が無い今、戦闘手段も無い。そこへ襲い来る魔物たちだが――――

 ってところで終了ね。


エイト:

 あぁいや、そのあとウディルルが……。

 いや、なんでもないです。


エントルティン:

 そう? ならいいわ。


エイト:

 ……ですね。

 いやあ、お疲れさまでした。


エントルティン:

 駆け足だったけど、どうにか終わったわね。

 それじゃ、私は帰るわよ。


エイト:

 はや!


エントルティン:

 次は敵として会うわよ。それじゃ。


エイト:

 ちょ……、エントルティンさん!

 あー、行っちゃった。まだもうちょっと話してみたかったのに。


エイト;

 あーでも……、『次は』、か。

 今回は、敵ではなかった……ってことなのかな?


エイト:

 憎めない人だったなぁ。性格的には好きな方かも。

 ……いや、やばいことされてるのは間違いないんだけど。


エントルティン:

 ……………………おほん。


エイト:

 うわ! あれ? エントルティンさん?


エントルティン:

 …………最後の名乗りが終わってないから、帰れなかったわ。


エイト:

 あぁそうでしたか。言われてみれば。


エントルティン:

 あんた……。よくもそんな、ストレートに……。


エイト:

 ん? なんです?


エントルティン:

 なんでもないわよ!

 それじゃ名乗って今度こそ帰るわ! ほら!


エイト:

 あ、あぁはい!

 お相手は、『ローグズ・ネスト』のおでこ担当、エイト・ナインフォールドと。


エントルティン:

 『魔王軍』の参謀にして魔王様の忠実なるしもべ。エントルティンでした。

 じゃねっ!







最終第五章は、二日後。

5月6日(土)に、全てアップ致します! お楽しみに!


最後までお付き合いよろしくお願い致します!

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