表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
召喚された世界はスキルがものをいう  作者: 雷
冒険への足掛かり
14/237

冒険者ギルド2

「こちらの3人でパーティを組まれますか?」



「パーティを組んで何かかいいことあるんですか?」



 女性に聞かれて疑問に思ったことを聞いてみる。

わざわざパーティ組んでますって必要なのかね。



「えぇ、基本1人でも依頼は受けれます。ただ1人1つの依頼までしか受付できません。


 パーティを組めばパーティにいる人数分までの依頼を同時に受付できます。こちらの3人で組むのであれば同時に3つまで依頼を受けることが出来ます。その上でパーティ内の誰か1人が依頼を達成しても問題ありません。

 討伐と採集、運搬を組み合わせて効率よく依頼をこなしたりすることが出来ます。


 後はそうですね。

 強い魔獣を討伐する時にパーティ同士が一時的に手を組んで挑む場合があります。討伐後の報酬の依頼を分ける時にもめることがありますが、その場合はギルドが間に入ってきっちりと納得行くように分配したりします。1人だけだと取り分が少なくなったりします。


 1人で活動されると勧誘をよくされて面倒だって話も聞きますしね。」



「へぇ~、そんなことが。あっ、俺達は3人でパーティ組みます。」



 色々と勉強になるなと思う。

俺達は元から3人で組むつもりだから問題ないな。



「では先にそちらの方のギルドカードの再発行をしますね。再発行料で銀貨5枚です。」



 そう言われてブランの代わりに俺が銀貨を払った。

俺達と同じ様にブランはギルドカードに血を垂らし女性に登録してもらった。



「あら、Cランクの冒険者さんだったんですね。」



 女性がブランのカードを見て言った。

そうなんだ、レベルも結構高かったしそれくらいのランクあっても不思議じゃないな。



「パーティの中にCランクの方がいればCランクの依頼まで受付できますよ。」



 そんなことが出来るのかと思った。

でも初めての依頼がいきなりCランクっていうのもどうかと思おう。



「それからパーティ名はどうされますか?」



 女性が俺達に聞いてくる。

それを聞いてガイとブランは俺の方をじっと見てくる。

 俺が決めろってことかな。

 う~ん、こういうのはどういうのがいいのか悩むな。頭の中には中二病満載の名前が浮かぶ。


 後々〇〇のダイゴだと名乗ったり呼ばれたりするのは恥ずかしくなりそうだしな。

 苗字が大山だから・・・・読み方変えて【ダイザン】でいいか。



「えぇ~と、【ダイザン】っていうのはどうだろうか?」



 俺はドキドキしながら2人に聞いてみた。



「問題ない。」

「いいと思いますぞ。」



 2人は問題ないみたいだ。



「すいません、じゃあ【ダイザン】でお願いします。」



「わかりました、もう1度カードをお借りしてよろしいですか?」



 俺が伝えると女性は笑顔でそう言った。

 俺達がカードを渡すとさっきと同じように何か登録していたみたいだった。

返されたカードを見ると表面にちゃんとパーティ名【ダイザン】とあった。



「これで全ての登録が終わりましたが何か分からないこととかありませんか?」


「とりあえずは大丈夫です。」


「もう依頼も受けれるようになったので時間があれば受けて下さい。

依頼書をこちらにお持ちいただければ受付いたしますので。」


「わかりました。ご親切にありがとうございました。」



 そう女性に告げて俺達はカウンターから離れた。




 さて依頼か、時間もまだ昼前だし何か受けてみようか。

そう思ってボードに張り出している依頼書を見に行った。


 ボードの前に立つとランク分けされたボードが幾つか壁に掛かっていた。

 F、E、D、C、Bのランクのボードしかなかった。

Aランクとかの依頼はあんまりないのかもしれない。

Bランクはほぼモンスターの討伐の様で、なにかのモンスターの名前が並んでいた。

 俺のランクは薬草の採集だったり何かの手伝い見たいなものもあった。何でも屋みたいな感じだな。


 ブランのおかげでCランクまで依頼が受けれるらしいけど

Cランクは護衛だったり、物資の運搬とかがあったりで簡単に受けれそうにない。


 俺はとりあえずレベルを上げたりスキルを確認したりしたいしな。

とりあえずEランクのモンスターの討伐を3つ程選んだ。

 選んだ依頼を2人に見せたが問題ない様だった。


 ガイも冒険者業は初めてだろうけどレベルもブランに近いくらいあるから大丈夫なんだろう。



 俺は依頼書をボードから外してカウンターに向かった。



 カウンターでは先程の女性の前が開いていたので迷わずそこに行った。



「先程はどうも。さっそく依頼を受けて下さるんですね。」



 女性は明るく答えて依頼書を受け取ってくれた。



「今回の依頼はブル・ボアとゴブリン、スミス・スパイダーの討伐ですね。期限は3日です。それを過ぎると依頼遂行失敗になります。

 今回はギルドからの依頼ですので失敗しても違約金は発生しませんが、依頼よっては遂行失敗で違約金がかかる場合があるので注意してください。


 それぞれ指定された部位を持ち帰って頂ければ依頼達成です。」



 女性の説明を聞く。

 討伐の依頼の場合は基本的には指定された部位を持ち帰って渡せば依頼達成になるみたいだ。

持ち帰った部位が加工されて武器や防具、道具、薬になったりするみたいだからだ。

 大きすぎて持ち帰れないとかの場合はギルドの人間が付いて行って討伐の確認をしたら依頼達成になったりすることもあるらしい。



「ギルドカードをお借りできますか?」



 女性は俺達のカードを受け取って何度目かの登録を行った。

カードが返されると依頼の欄に3つ依頼文が並んでいた。



「それぞれ一体ずつの部位をお持ち頂ければ結構ですがそれ以上持ってきていただいた場合も買取は行ってますので報酬窓口までお持ちください。」



 Cランクのブランもいるし問題ないと思われてるんだろう。



「わかりました、頑張ってきます。」



「はい、怪我なされないように気を付けてください。いってらっしゃい。」



 俺は女性にそう言ってギルドを後にした。

2016/10/15 獣、魔獣をモンスターの表記に統一しました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ