【第5章~師匠編~】5人組
佐山光がいる村から離れた場所
森の中に迷彩服の男達が5人いた。
ガサガサガサガサ
平岡政信
「隊長。これからどうします?」
岡田勝男
「隊長、完全に時間過ぎてます」
久慈佳典
「隊長。武器が小銃しかありません」
川尻敏郎
「どうします?」
この4人をまとめる人は
柏原勇次
「どうしようって通信機も壊れたしなぁ。連絡手段が無い」
平岡政信
「迂闊でしたね、上陸していきなり襲撃受けるとは」
彼らは熊谷の配下であるSBTの隊員だ。
熊谷とは別の巡視船に乗って狗島に来たが上陸早々、敵の攻撃にあったのだった。
柏原勇次
「俺たちはなんとか生き残ったが、巡視船が沈められた」
平岡政信
「海保になんて言い訳しましょうか」
川尻敏郎
「いやまず海保よりもこっから出れるかだよ」
岡田勝男
「早く任務を終わらせましょう」
久慈佳典
「しかしここどこだ?」
久慈はあたりを見回す。
川尻敏郎
「どこも何も地図が焼けてしまったからわからないぜ」
平岡政信
「燃えたら仕方ない。但しこのままだと本隊に合流できない」
彼らが暗闇の森の中、話し合いをしてると
ウォォォォォ
「「「「!?」」」」
森の中から雄叫びのような声が聞こえた。
平岡政信
「なんだ?今の?」
柏原勇次
「あっちだったな、久慈!岡田!」
久慈佳典
「はっ!」
岡田勝男
「はっ!」
柏原勇次
「おまえら様子見てこい」
「「了解!」」
久慈と岡田は暗闇の森に突入した。
ウォォォォォ
叫び声が聞こえる。
岡田勝男
「久慈さん。何でしょうかね?」
岡田が質問する。
久慈と岡田は高校時代から先輩後輩の関係でお互いの絆も深い。
久慈佳典
「もしかしたら例のヤツかもしれん」
岡田勝男
「例のヤツ……」
久慈佳典
「行くぞ岡田」
岡田勝男
「はい」
草を掻き分けて2人は進む。
その叫び声がしたところへ
勇来
「ウォォォォォォォォ」
叫び声の主は変態した勇来だった。
既に人の体では無く、体中毛深く目は赤く、牙が生え爪も伸びていた。
久慈佳典
「っくそ最悪だ」
岡田勝男
「完全に変態してますね…」
久慈佳典
「逃げるぞ。まだ死にたくない」
岡田勝男
「了解」




