【第2章~生き残り編~】山越え4人組
ブルー・ハイパーに連れられ疾風の音ら3人は山越えをしていた。
ブルー・ハイパー
「この島は大きい山が2つある。その峠の部分に旧軍の細菌兵器の工場があったんだ」
疾風の音
「へぇ」
ブルー・ハイパー
「オレたちはその細菌兵器が欲しかったんだ」
ユイ
「そもそもなんでウイルスが生まれたの?」
ブルー・ハイパー
「………………」
ブルー・ハイパーは黙り込んだ。
疾風の音
「どうした?なにか言えないわけが…」
ブルー・ハイパー
「いや、知らないから(^_^;)」
疾風の音
「マジかぁ」
ブルー・ハイパー
「オレだって知らない事はある」
~~30分後~~
ブルー・ハイパー
「ここで休憩しよう」
疾風の音
「はい」
ユイ
「早くない?まだいけるわよ」
ブルー・ハイパー
「いや、こういう長丁場で歩くときはこまめの休憩が必要だ」
疾風の音
「それって、震災の時にも言える事ですね」
ブルー・ハイパー
「まぁそうだ」
本田直也
「うわっ!」
突然、本田直也が足を滑らして落下した。
疾風の音
「あっ!」
ユイ
「大丈夫?」
ブルー・ハイパー
「…………チッ」
ブルー・ハイパーは本田直也が落ちたところを見る。
ブルー・ハイパー
「………厄介だ」
本田直也
「あ…、あ…、あ…、あ…」
疾風の音
「え?なに……あれ?」
ユイ
「…………ヒィ」
「ウアアア…」
「アアアアア…」
そこには得体の知れない物が2つあった。
ブルー・ハイパー
「ゾンビだよ…」




