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僕は、
両親が建てた家に、
兄と一緒に住んでいた。
兄も僕も、とうに大人であるが、
一つ屋根の下に四人住まいであった。
その日、僕は仕事が休みで、
ふらっと出掛けて帰宅すると、
両親は、まだ外出中で、
兄が1人、台所で、
ビールを飲んでいた。
僕も兄に対面する座席で、
ビールを飲み始めると、
兄が、
僕に、
「おまえに、色々、語っていいか…?」と、
訊いてきたので、
僕は、
「どれだけでも♪」と返した。
兄が言う。
「俺は、
人の、つくり、は、
ミステイクに、溢れていると思う…。」
「…どんなところが?」と言う僕に、
兄は、ゆったりと言葉を発する。




