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「今日はこれで終わりにしようか~。あとはまた明日にしよう~。」
ジュエル先生が面倒くさそうな口調で提案してきた。
「そうだな、私も賛成だ。」
リュウ先生まで続く。
時計を見ると、4時を過ぎたところであった。
「え、まだ終業時間じゃ・・・それに片付け・・・」
「あー、あー、上司命令。今日はいっぱい動いて疲れたから終わり!解散!!」
― 腰を落ち着けてゆっくり休んだら、動くのが億劫になっちゃったんですね。
ここでガミガミ言っても、きっと逆効果だろうなぁ。
「ジュエル先生もリュウ先生も、今日は自室にお帰りですよね?」
「そうだね~。この状況じゃどうにもならないから、帰るしかないよね。」
はぁ~とため息をつきながら答えるジュエル先生。
リュウ先生も渋い表情をしている。
― お泊まりセット、強制排除されたもんね。
「ま、今週はこっちに仕事回さないみたいだから、ゆっくり片付けよ?」
「わかりました。では、先生方はちゃんと自室にお帰りくださいね。それでは、お先に失礼します。」
一礼をして三室を後にした。
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「あ、サト、今日の夕ご飯・・・って行っちゃったか。リュウ先生、この後どうする?」
「さすがに今日はもう帰るよ。動きすぎた。」
「だよねぇ~。しかしサトって、案外しっかりしてるよね。ちょっと意外だった。」
「あれは・・・しっかりというか、口うるさいだけじゃないか。まったく、マリアさんとは大違いだな。」
「う~ん・・・その件についても、いらない気を遣わせちゃったみたいだし、申し訳なかったな~。ケリーさんにも睨まれちゃったし、失敗したなぁ~。」
「いや、あれは・・・」
「サトはさ、きっと口うるさいだけじゃないよ。リュウ先生も、彼女のことちゃんと見てあげてよね。」
「見てあげて、と言われてもな・・・。しかし、あのケリーさんがお茶とは驚いたな。」
「だよねぇ。それにサトに『さん』呼び許したんだよ?初対面なのにだよ?さらに、サトのこと呼び捨てだよ?びっくりだよね。」
「そうだな・・・もしかしたら彼女は敵に回さないほうがいいのかもしれないな。」
「だねぇ・・・ボクらも、もう少しキチンとしないといけないのかもねぇ。」
ミサトの背中を見送りながら、黄昏れる二人であった。




