表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ようこそ異世界転移センターへ  作者: カイ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

70/867

62

「今日はこれで終わりにしようか~。あとはまた明日にしよう~。」

ジュエル先生が面倒くさそうな口調で提案してきた。

「そうだな、私も賛成だ。」

リュウ先生まで続く。

時計を見ると、4時を過ぎたところであった。


「え、まだ終業時間じゃ・・・それに片付け・・・」

「あー、あー、上司命令。今日はいっぱい動いて疲れたから終わり!解散!!」

― 腰を落ち着けてゆっくり休んだら、動くのが億劫になっちゃったんですね。

ここでガミガミ言っても、きっと逆効果だろうなぁ。


「ジュエル先生もリュウ先生も、今日は自室にお帰りですよね?」

「そうだね~。この状況じゃどうにもならないから、帰るしかないよね。」

はぁ~とため息をつきながら答えるジュエル先生。

リュウ先生も渋い表情をしている。

― お泊まりセット、強制排除されたもんね。

「ま、今週はこっちに仕事回さないみたいだから、ゆっくり片付けよ?」

「わかりました。では、先生方はちゃんと自室にお帰りくださいね。それでは、お先に失礼します。」

一礼をして三室を後にした。


------

「あ、サト、今日の夕ご飯・・・って行っちゃったか。リュウ先生、この後どうする?」

「さすがに今日はもう帰るよ。動きすぎた。」

「だよねぇ~。しかしサトって、案外しっかりしてるよね。ちょっと意外だった。」

「あれは・・・しっかりというか、口うるさいだけじゃないか。まったく、マリアさんとは大違いだな。」

「う~ん・・・その件についても、いらない気を遣わせちゃったみたいだし、申し訳なかったな~。ケリーさんにも睨まれちゃったし、失敗したなぁ~。」

「いや、あれは・・・」

「サトはさ、きっと口うるさいだけじゃないよ。リュウ先生も、彼女のことちゃんと見てあげてよね。」

「見てあげて、と言われてもな・・・。しかし、あのケリーさんがお茶とは驚いたな。」

「だよねぇ。それにサトに『さん』呼び許したんだよ?初対面なのにだよ?さらに、サトのこと呼び捨てだよ?びっくりだよね。」

「そうだな・・・もしかしたら彼女は敵に回さないほうがいいのかもしれないな。」

「だねぇ・・・ボクらも、もう少しキチンとしないといけないのかもねぇ。」

ミサトの背中を見送りながら、黄昏れる二人であった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ