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「では、私も戻りますねっ。また遊びに来てもいいですかぁ?」
「うん、いつでもどうぞ~。」
「ジュリィ先生も、たまには会いに来てくださいねっ。」
「そうだね、落ち着いたら顔を出すよ。」
「約束ですよぅ?本当に来てくださいね?私、待ってますから。」
やっぱり瞳をウルウルさせて、上目遣いでジュエル先生の腕に両手を添えるマリアさん。
「了解、今日はありがとね。じゃあ、またね。」
マリアさんの頭をポンポンして、優しい笑顔を向けるジュエル先生。
― おや?あれは仕事モードの笑顔だ。ちょっと意外。
私といえば、給湯室を経由して、資料室に無事避難完了。
マリアさんには申し訳なかったが、こちらの戦闘準備が整っていないので、交流は次の機会に。
「サト、いつ戻ったの?」
― あ、バレてた。
あれ、背中が寒いな・・・これは・・・あのブリザードがやってくるのかな。
「あ、ついさっきですぅよぅ?」
「ふ~ん。で?」
「えっとぉ、だからぁ、備品管理室に行って~、そのまま~」
「ふ~ん。で?」
「ジュエル先生、ご無沙汰してます。ここに来る途中で偶然お会いしたので、私がお茶に誘ったんですよ。そのせいで遅くなってしまって、申し訳ありませんでした。」
ジュエル先生の背後に立つケリーさんから後光がさしている。
― おお、神よ・・・いや、天使様よ・・・救いの手をありがとうございます。
「え、ケリーさんとお茶してきたの?」
「ええ・・・まぁ・・・」
ケリーさんと一緒に出てきたリュウ先生も驚いた顔をしている。
「ええ、これからここでお会いすることが増えるでしょうから、挨拶がてら。それでは用事も済みましたので、私はこれで失礼します。」
「ケリーさん、いろいろお気遣いいただきありがとうございました。ごちそうさまでした。」
「「ケリーさん!?」」
ジュエル先生とリュウ先生がハモリながら顔を見合わせている。
― え?私、なにかマズイこと言った?
「いえいえ、こちらこそ。なかなか楽しかったですよ。それではまたね、ミサト。」
「「ミサト!?」」
振り向きざまにフッと微笑まれ、キラキラをふりまきながら、颯爽と三室を後にしたケリーさんだった。




