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006:たまたま


オオムガとリリュードは船に乗っていた。

この先のアネット王国で魔法使いを探すためだ。

「あの国ならアンタのその剣のことも誰か知ってるかもな!」

そんな話をしていると、海から巨大な魔蛸が出現!

「やっべー!」すぐさま二人は応戦!


乗客乗員はみな混乱していたが、ただ一人、黒装束の少女だけが

甲板に座ったまま、一斤のパンのように分厚い本を読みふけっていた。


しかし、魔蛸が船に体当たりした衝撃で本が船外へ吹き飛ぶと、

少女は血相を変えて飛び込み、何とか本を掴んで船内に投げ込むことに成功!

しかし少女はそのまま落下…着水寸前でリリュードの投げ縄が彼女を救助!

「何してんだオマエ!?」

「その本は大事なんです!師匠の形見なんです!きっと生きてるけど!」

「呆れたガキだぜ…オオムガ!やれるか!?」

「分からんが…やる!」オオムガは力いっぱい剣を横薙ぎにして魔蛸を両断!

…が、浅い!オオムガは魔蛸の触手に打たれ昏倒…

「クッソ…!」リリュードが慌てて弓を構えた次の瞬間!

強烈な電撃が魔蛸を貫き、撃沈…!あの少女の魔法だ。

「た、たまたまこの魔法のページが開いてましたので!えっと…あの…」


少女の名はモモカ。オオムガのあてのない旅にまた一人道連れが加わった。



続く

モモカ

一緒に旅をしていた師匠とはぐれてしまった魔法使い見習いの少女。

頭の回転が速く魔法の才能もあるが、読書に没頭すると周りが見えなくなる。

普段はおっとりしてるが、言いたいことは割とはっきり言う芯の強い性格。


歳:10代前半

髪:桜色のショート

瞳:エメラルドグリーン

背:140ちょっと

胸:ちいさい

特:攻撃魔法(回復や補助は苦手)

好:読書

嫌:算数

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