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010:全力投球


ココの軍勢は祭壇の警備兵を無慈悲に処断し、ドドロらの正面に布陣…


ドドロは馬車を出そうとしたが、魔将の一人が放った何かで右腕を喪失!

「師匠!」「おっさん!」流血し膝をつくドドロをモモカが支える。

「モモカ…お別れだ…」「!?」

モモカの言葉を待たずドドロは行動!瞬時に彼の血が巨大な魔方陣を描き、

警備兵の屍と自らの命を生贄に身長500メートルの骸骨巨人を召喚!

巨人は柔らかくあたたかな魔力の球で二人を包み、

オオムガの方向へと全力投球!「師匠ぉーー!!」


球の内部でモモカはドドロの声を聞いた。『お前は一人じゃない…

これから出会うものすべてが私以上の師となろう…頑張るのだ…モモ…カ……』

はるか視界の先ではすでに巨人と魔族の激闘…!

「師匠…!師匠の教え…言葉…思い出…全部!私忘れません!ありがとうございます!!」

モモカの両目からは大粒の涙…そして巨人の目にも…

「アンタは間違ってねえよ…間違ってねえ…」リリュードはモモカの肩を抱き、

ドドロに深く一礼…それから半日ほどで、二人は無事にオオムガと合流した。


ちょうどその頃、巨人はついに力尽き、跡形もなく崩壊…

ココの軍勢は思わぬ苦戦を強いられ、やむなく停滞…

「これが…人間の力か…」



続く

キャラ紹介:やすみ

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