001:呪われた旅人
一話一分くらいでさらっと読めるお話です。全部読んでも一時間くらいでしょうか。
よろしくお願いします。
主人公オオムガは深い森を抜け、魔王の城の前にいた。
自分が何故こんな所にいるのか分からない。
しかし、この城が魔王の居城だというのは知ってるし、
右手に握ったこの剣を振るえば、城ごと魔王を滅ぼせることも知っていた。
そして現に、彼の剣の一振りで城は音を立てて崩壊し、城内の魔物は全滅。
やがて大小一切の瓦礫が動きを止め、ただ静寂…
オオムガは超人なのか?いや違う。全ては剣のおかげだった。
その剣は無限に成長し、世界を滅ぼすまで止まらない呪いの剣。
魔物を斬ることで一時的にその呪いを鎮めることができる…
彼がこの剣について知っているのはこれだけ。
その手には呪われた旅人の証、決して外れぬベリルの指輪…
十分すぎる数の魔物を斬ったことで剣は眠りについた。
しかしそれもつかの間、また次の獲物を探さねばならない。
この世界のどこかにあるという”封印の鞘”を見つけるまで…
すると突然、上空から巨大なハンマーを打ち付け、
まるで隕石のように魔王の娘ココが現れた!
それに少し遅れて、身長4メートルの無口な土のゴーレムのアーロンが到着。
剣は眠りから覚めず、オオムガは凡人…
「仕方ない、わしに任せよ」
口を開いたのは彼の肩に乗っていた黒トカゲのダダムスだった。
続く
オオムガ
今作の主人公。ひょんなきっかけで運悪く剣の持ち主に選ばれ、
以来数年間、呪われた旅人としてひっそりと世界を放浪している。
剣の呪気の影響で、性格や記憶に若干の異常をきたしている。
歳:20代後半
髪:黒のザンバラ
瞳:黒
背:170前後
特:とくになし
好:温泉
嫌:人混み、魔族




