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谷戸物語  作者: 播磨王65
68/88

68話:佐織の休日のバンクーバー旅行1

 また、受託手荷物は出発30分前までに預け入れを完了しなければいけないので、多くの人達が、早めに駅に来ていたのだった。さらにチェックインしたのにすべきことがあった。それは、、全席指定のこの列車の座席指定券は、別の場所で発給を受けるという煩わしい仕組みがあったのだ。それでも何とか、全ての処理を30分ほどで終えて、列車に乗ることができた。


 Eチケットを見せて、アムトラック・カスケード号の窓側の席3つを手に入れた。そして、列車に乗り込むと、座席は革張りで高級感があった。朝早かったので、食堂車へ朝食を食べに行った。食堂車、椅子とテーブルではなく、カウンターがあるだけの、日本の昔の「ビュッフェ」みたいな簡素な感じだった。珈琲とパンとクラムチャウダーで、15カナダドルでボリューム感があり、珈琲も美味しかった。


 列車が走り出すと、少しすると、海が見えて、その後、オリンピック山らしき山も海越しに見えました。列車は、海岸線ギリギリを走り日本の様に、防潮対策という概念はなさそうだった。早朝、海岸を散歩する人が、笑顔で列車に手を振ってくれ、佐織達も手を振りかえした。しばらくすると、アメリカ領土内最後の駅、ベリンハム駅に到着。


 ここは、中・長距離フェリーターミナルや中距離バスターミナルも併設されてて、シアトル-バンクーバー間では最大の駅のようだった。やがて、アメリカ・カナダ太平洋側国境へついたが、あまり美しくない景色で、なんの感動もなかった。 反対側の陸側の席だと白いピースアーチ見えるようで、盛んに写真を撮っていた。カナダの入国申請書が渡され、た。


 カナダは法律でいかなるモノにも英語と仏語の両方で表記せねばならないということなので、入国申請書も英仏両面に印刷されていた。1個人1枚ではなく1世帯1枚でいいとのこと。書類も書いて時間的に「そろそろ到着かな」と思い、御財布の中身も米ドルからカナダドルに入れ替え。パットロー橋で、列車は30分ほど止まりっぱなしだった。


 しかし、車内アナウンスもなど、説明もなく、不親切だなと感じたが、これが外国なんだと言う感じがした。そうして、定刻で、バンクーバー・パシフィックセントラル駅に到着した。しかし、更に車内に30分弱待たされます。じつはカナダ入国審査はヨーロッパの国際列車ように車内手続きでなく、到着駅で行うためビジネスクラスのある前方車両からの審査。 


 そのため、早朝にも関わらずシアトルの駅は早くから先着順の前の車輌を確保するために混雑していた。ちなみに受託手荷物の引き取り。列車脇の通路に無造作に並べられていました。それを個々人で持って行く方式のようです。いよいよカナダの入国審査。アメリカもカナダも出国審査はないため、最近入国審査が厳しいと言われていた。検査犬がおり荷物の確認され、無事、通過できた。


 予定より30分遅れてカナダ・バンクーバーの地に鉄路で入国完了。長距離列車の駅にしては閑散としていたが、重厚な雰囲気の駅。売店はあるが小さく、食べる所はマクドナルドぐらいでした。両替所も列車やバス到着時間帯のみ営業しているようでした。そこで、こじんまりとしたカフェに入って、朝食と同じ様な、簡単な昼食をとった。

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