28話:緊迫した世界情勢と八ヶ岳避暑旅行1
2003年も不安定な年が続き、北朝鮮は1月10日、核拡散防止条約「NPT」からの脱退を宣言、北朝鮮の核開発をめぐる緊張が一気に高まった。日米中ロと南北朝鮮は8月27―29日、北京で北朝鮮の核問題に関する6カ国協議を開き、協議継続や平和解決、朝鮮半島の非核化で合意したが、12月に予定されていた第2回協議は延期となった。
米英軍は3月20日、国際社会が求めていた大量破壊兵器の査察、廃棄に応じない、イラクに対する総攻撃を開始した。圧倒的な軍事力を背景に戦闘は早期に終結。フセイン政権は崩壊し、ブッシュ米大統領は5月1日、事実上の戦闘終結宣言を行った。米英主導の占領が続く中、イラク人による統治評議会も発足し、12月13日には逃亡を続けていたフセイン元大統領が拘束された。
しかし、事実上の戦闘終結宣言が出された5月1日以降もテロ組織・アルカイダのしわざと見られるテロや米軍襲撃事件が相次ぎ、8月19日、国連のバグダッド事務所を狙った爆弾テロも起きた。11月29日には日本人外交官2人が北部のティクリット近郊で銃撃を受けて殺害された。イラクで邦人の犠牲者が出たのは初めてで、イラクの戦後復興支援に取り組もうとしていた小泉政権に大きな衝撃を与えた。
その後、世界を恐怖に陥れた新型肺炎「サーズ」が中国などで大流行した。中国・広東省で初の感染者が確認された新型肺炎「サーズ」は春から北京、香港など中国各地や台湾、シンガポールなどで大流行し、世界保健機関「WHO」は各地域への渡航延期勧告を出した。死者は800人近くに上り、拡大が懸念されたが、5月に入って感染者は減少。6月4日に事実上の終息宣言が出された。
北川家では、今年は、夏休みに、避暑のため、八ヶ岳に2泊3日の旅行に出かけた。8月3日の朝5時に、家を出て、国道16号線を北上した。途中、6時過ぎに、橋本のマイクドナルドで休憩をとった。7時過ぎに八王子インターから中央高速に入り、9時前に韮崎インターで高速道路を降りた。その近くのデニーズで朝食とった。その後、小海線に沿って走りった。
10時過ぎに、清里の手前の吐竜の滝を見るために駐車場に車を止めた。そこから小川を上がっていくと、小海線の鉄橋が見え、その下をくぐり、15分で吐竜の滝に到着した。その道中も木立の中を滝やせせらぎのマイナスイオンの中を歩く気持ちの良い散歩道でした。吐竜の滝に着くと、あちこちから水が吹き出す小さな滝が見えて、とても沢の水が冷たくて、気持ちよかった。
その後、山梨見立まきば公園へ向かった。到着すると、そこは、大きな牧場になっていて、多くの羊や馬が放牧されていた。まきば公園からは、天気がよければ北側には八ヶ岳連峰の権現岳や編笠山、東側には雄大な広い牧場の先に甲武信ヶ岳、金峰山、などの秩父連峰の百名山、そして南の方向には富士山が美しく見えてとても見晴らしがよく、気持ちのいい場所だった。
散策を終えると12時前になり、まきば公園のレストランに入って、ランチ定食を注文して、食べた。その後、デザートに濃厚な牛乳で作ったアイスクリームをたべた。このアイスクリームは、信じられない程、美味しかった。そのレストランの人に、車で天女山へ行き、頂上近くの駐車場は無料だから、行って、その周辺を散策するだけでも面白いと教えられた。




