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吸血鬼の慟哭  作者: 不田 颯奈夜
第四章
20/24

part3

 男に暫く付いて行くと、下り階段が在った。

「此の階段を降ります」

 男が言い、階段を降りて行った。

「僕達も続くよ」

「はい、先生」

 先生に補助して貰いながら一段一段階段を降りて行く。

 階段を降り切った所に大きな両開きの扉が在った。

「此の先に、私の?事情?が在ります。そして恐らく――いえ、屹度、貴方方の?事情?も」

 男はそう言いながら扉に手を掛けた。そして、

「貴方は、貴方方は、此の先に在る物に目を向ける覚悟は有りますか? 現実に目を向ける覚悟は有りますか?」

と、私達に問うた。

「覚悟も何も無いよ。僕は唯、目にした物を、耳にした物を、嗅いだ物を、食した物を、触れた物を、?其れ?として受け入れる丈だ」

 先生が答える。

「私は……何もしないで死にたくない。其処に何が在っても、どんな現実が在っても、目を向けます。覚悟は出来て居ます」

 私も答えた。

「分かりました。では、扉を開けます」

 男が、両開きの扉の片方を開けた。


 活動報告使い始めました。颯奈夜です。

 今話は短いです。短くしました。演出的に。

 次話も直ぐに投稿するつもりです。あと三話位で完結するかな……。お楽しみに。

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