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⭕ いざ、魔王討伐の旅へ! 目指すは魔王が住む塔だ! 2


 もしも、この世界で勇者がオレだけだったら、この世界は完全に詰んだな。


 仮に終焉とやらが来(き)て世界が滅んだとしてもだ、オレだけの所為じゃないと思う。


 異世界に転生したオレに世界を任せるような無茶振りをした奴に全責任があると思うんだよ!


 仮に超魔王を倒せれなかったとしてもだ、オレは悪くない!!


アルト・ルキンツ

「 どうなのかな?

  トッポ… 」


妖精王:トッポ

『 勇者はアルト以外にも居(い)るよ〜〜 』


 居(い)るんかい!!


アルト・ルキンツ

「 そうなんだ?

  じゃあ…仮に僕が超魔王を倒せなくても他(ほか)の勇者が超魔王を倒してくれるんだね? 」


妖精王:トッポ

『 何(なに)をトロい事を言ってるのさ。

  確かに勇者は居(い)るには居(い)るけど、魔王を倒せる程の勇者なんて居(い)ないよ〜〜 』


アルト・ルキンツ

「 えっ……それはどういう事だい? 」


妖精王:トッポ

『 他(ほか)の勇者もこ(・)の(・)世界に転生した時に祝福を授かってはいるけど、微(び)々(び)たる祝福だよ〜〜。

  魔王を倒すにはLVを3桁 〜 8桁まで上げる必要があるんだ。

  LVを解禁する為には〈 大(信)陸(仰)神(神) 〉から試練を受けて、合格しないといけないんだよ〜〜。

  あっ、アルトは試練を受ける必要は無いからね!

  ボクとホワロが居(い)るから免除される(パス出来る)から安心して! 』


アルト・ルキンツ

「 〈 大(信)陸(仰)神(神) 〉の試練を合格しないとLVの解禁が出来ないって、どうゆう事なんだい? 」


妖精王:トッポ

『 う〜〜んと……LV99になったら、3桁にする為に〈 大(信)陸(仰)神(神) 〉の試練を受ける必要があるんだよ〜〜。

  LV999から4桁のLV1000に上げたい時は〈 大(信)陸(仰)神(神) 〉からの試練を合格する必要があるんだ〜〜。

  試練の内容は勇者によって違うらしいよ〜〜 』


アルト・ルキンツ

「 試練の合格率が低いのかい? 」


妖精王:トッポ

『 う〜〜ん……それはどうかなぁ〜〜。

  試練を出す〈 大(信)陸(仰)神(神) 〉次第じゃないかな〜〜? 』


アルト・ルキンツ

「 ……、……他の勇者はLVを上げ難(にく)いのかな? 」


妖精王:トッポ

『 そうだね〜〜。

  アルトと違ってチマチマとLV上げをしないといけないから、大(だい)分(ぶん)遅いんじゃないかな?

  それに、試練に不合格だと1ヵ月は試練を受けれないようになってるんだよ〜〜 』


 この世界は何(なに)かがお(・)か(・)し(・)い(・)んじゃないか?


 世界の終焉を勇者に救わせようとしていながら、勇者に対して中(なか)々(なか)のハードモードじゃないか。


 この世界の〈 大(信)陸(仰)神(神) 〉ってのは、本(ほん)当(と)に何(い)時(つ)か訪れるっていう終焉とやらから世界を救わせたいのか??


 転生させた勇者に世界を救わせる気があるのか??


 魔王やら超魔王のLVが高過ぎるし、LVを上げる為に試練を受けさせて合格しないと解禁させないとか──、この世界の〈 大(信)陸(仰)神(神) 〉は何(なに)を考えてんだ??


 勇者に何(なに)がさせたいんだよ?


 やけに高くて飛ぶのに難(むず)しいハードルばっか置きやがって──、アホなのかよ…。


 クッソ、オレはガッツリやりこみ系ゲームは苦手なんだよ!!


 デ◯スガ◯ア並みのや(・)り(・)こ(・)み(・)張りな世界じゃないのか?!


 アカンわ……こりゃ、詰んだ…。


 他(ほか)にも勇者が居(い)るから「 ヨッシャア!! 」とかほ(・)ん(・)の(・)一瞬でも思ったりしたけど……、他(ほか)の勇者に期待する事も出来ないのかよ…。


 この世界の〈 大(信)陸(仰)神(神) 〉は( ピー )以下だぜ!!


 やっぱり、この世界を来(きた)る終焉から救えなくても、オレの所為じゃないな。


 うん、オレは何(なに)も悪くないぜ!!


妖精王:トッポ

『 アルト〜〜急に黙り込んじゃって、どうしたのさ? 』


アルト・ルキンツ

「 えっ?

  あぁ……他(ほか)の勇者は大変なんだな……って思っていたんだ… 」


妖精王:トッポ

『 ふっふ〜〜ん。

  そうなんだよ〜〜。

  アルト以外の勇者は、死んだらま(・)た(・)生まれ変わって勇者として魔王を倒す旅に出ないといけないんだ〜〜。

  誰かが超魔王を倒さない限り、何(なん)度(ど)でもこ(・)の(・)世界の住人に転生する(生まれ変わる)んだよ〜〜 』


アルト・ルキンツ

「 誰かが超魔王を倒すまで勇者は、勇者として生まれ変わり続けるのかい? 」


妖精王:トッポ

『 そうだよ〜〜。

  LVやステータスは強いままだけど、集めた道具(アイテム)類や装備品,所持金なんかは無くなるね。

  だって赤ちゃんからスタートするからさ〜〜。

  アハッ☆ 』


 何(なに)が「 アハッ☆ 」だよ。


 コイツ(トッポ)を力の限り、思いっきり殴ってやりたい。


 世界を終焉から救う為に魔王を倒そうと必死に頑張ってる勇者達に対して、なんて御無体な仕打ちしやがるんだよ…。


 所持金は無理でも重要アイテムと装備品ぐらいはサービスしてやれよ…。


アルト・ルキンツ

「 中(なか)々(なか)ハードなんだね… 」


妖精王:トッポ

『 え〜〜そうかなぁ?

  優しいと思うよ〜〜 』


アルト・ルキンツ

「 優しい? 」


妖精王:トッポ

『 “ 転生したらLV1のからやり直し ” って大陸もあるからね〜〜。

  それに比べたら苦労して上げたLVとステータスが移行してるのは優しいと思うよ〜〜。

  それに過去の記憶も覚えてるし 』


アルト・ルキンツ

「 そうなんだ? 」


妖精王:トッポ

『 記憶まで消されてLV1からスタートする大陸もあるんだよ〜〜。

  それに比べたら断然優しいと思うな〜〜 』


アルト・ルキンツ

「 そ…そうだね……。

  他(ほか)にも大陸があるんだね 」


妖精王:トッポ

『 うん、あるよ〜〜。

  大陸とは往(い)き来(き)が出来ないようになってるけどね〜〜 』


アルト・ルキンツ

「 そうなんだ…。

  他(ほか)の大陸でも勇者は魔王を倒す旅をしているのかい? 」


妖精王:トッポ

『 そうだね〜〜。

  どの大陸にも魔王が住んでる塔が12個あって、超魔王が住んでる塔が1個あるよ〜〜。

  〈 大(信)陸(仰)神(神) 〉によって微妙に違いはあるけど、終焉から世界を救うのは同じだよ〜〜 』


アルト・ルキンツ

「 他(ほか)の大陸に転生した勇者も世界を終焉から救う為に超魔王を倒す旅をしてるかい? 」


妖精王:トッポ

『 そうだよ〜〜。

  大陸によっては転生勇者じゃなくて、召喚勇者だったりするけどね〜〜 』


アルト・ルキンツ

「 ……、……、……そう…なんだ…。

  トッポ、世界の終焉って何(なん)なのかな?

  他(ほか)の大陸の勇者が超魔王を倒せたら終焉は来(こ)ないのかい? 」

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