表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
69/88

♥ 滞在はキャンプ生活 3

◎ サブタイトルを変更しました。


 オレは今──、テントの入り口で毛繕いしているチコ(グリンフェルノーツ)を壁にして、セクシーズなエロフ達を眺めている最中だ。


 なんか悪質なストーカーみたいだな…。


 勇者として頑張っているオレにラッキースケベな展開は起きたりしないんだろうか…。


 オレ的には、エロフなお姉様達とラッキースケベな展開になっても、全然構わないんだが…。


 いくら顔が整っている美丈夫で美人なトッポに迫られるより、エロフに迫られる方が嬉しいに決まっている。


 男の容姿をしているトッポに迫られて喜ぶような男は変態症候群を発症しているヤバくていろ(いろ)こじらせたアウト野郎だと思う。


 トッポの求愛ハラスメントに対して “ ウンザリして拒否反応が出る ” オレは「 だ正常な男なんだ 」っていうあかしみたいなものだと思っている。


 トッポとホワギナロとエロフがなにかを話し合っている。


 からだとなんの話をしているのか分からない。


 エロフの長い耳なら聞こえたりするんだろうか?


アルト・ルキンツ

「 ニュイ、トッポ達がなんの話をしているのか分かるかい? 」


ニュイ

「 にゅ〜?

  にゅにゅ… 」


アルト・ルキンツ

「 やっぱり…聞き取れないんだ? 」


ニュイ

「 にゅ〜…… 」


アルト・ルキンツ

「 ニュイが落ち込む事ないよ。

  ボクと一緒なんだからね 」


ニュイ

「 にゅ?

  にゅにゅ〜〜(////)」


 ニュイ(バブルスライム)はオレと同じなのが嬉しいのか、体を擦り付けてる。


 可愛い奴め(////)


 ニュイ(バブルスライム)の頭を撫でながら、見続けていると数人のエロフがホワギナロとともにオレの視界から消えた。


 かへ移動したみたいだ。


 エロフを連れてへ行ったんだろうな?


 もしかして──、ホワギナロは数人のエロフと一緒に◯Pプレイをしに……。


 いやいやいや…、オレのホワギナロ(信頼の安心感)が…そんな事する筈ない!!


 信頼の安心感の化身が、◯P●●●●なんて破廉恥な事をするわけがないんだ!!


 確かめに行かないと!!


 オレのホワギナロをエロフの魔の手から守らないと!!


 こうしちゃいられない!


 テントの中で大人しく待ってられるかよ!!


 オレはテントから出ると、ホワギナロのあとを付ける為に歩き出した。


 トッポに見付かると縛られ兼ねないから、チコ(グリンフェルノーツ)の体に隠れて移動する事にした。






 どうやらホワギナロは数人のエロフに怪物モンスターの解体指導をしているみたいだ。


 解体が終わったら、下処理指導もするのかも知れない。


 かった……、オレのホワギナロ(信頼の安心感)は安全だった。


精霊王:ホワギナロ

「 ……チコ、そうもつが出る…。

  ……食べるか… 」


チコ

「 ちぃ〜ちぃ〜♥ 」


 ホワギナロに声を掛けられたチコ(グリンフェルノーツ)は左右の翼をバサバサと上下に動かすと嬉しそうにホワギナロの方へ駆け出した。


 あっ、トッポから身を隠す為のチコが!!


 ヤバいぞ!


 テントから勝手に出た事をトッポに知られたら──。


アルト・ルキンツ

「 ──も…戻らないと! 」


トッポ:ハイエルフ

へ? 」


アルト・ルキンツ

「 あ…トッポ…… 」


トッポ:ハイエルフ

「 テントから出ないように言った筈だよね?

  聞こえなかったのかな? 」


アルト・ルキンツ

「 ……、……ご…ごめん…。

  ホワロが数人のエルフに囲まれて移動したから心配になって…… 」


トッポ:ハイエルフ

「 アルト…、ホワロは≪ マーザッカイ大陸 ≫に存在する精霊を統べる精霊王だよ。

  エルフに囲まれてもなにも起きないよ 」


アルト・ルキンツ

「 ……そうだろうけど… 」


トッポ:ハイエルフ

「 ホワロの心配は無用だよ。

  ホワロにはエルフ達に怪物モンスターの解体と下処理を教えるようにほどきを頼んだからね 」


アルト・ルキンツ

「 トッポが提案した事なの? 」


トッポ:ハイエルフ

「 そうだよ。

  怪物モンスターの解体と下処理を出来たエルフがガイゴズゴブリンに襲われて、火葬されたからね。

  この際、複数のエルフに解体と下処理を覚えさせたらどうか提案したんだよ。

  解体師と処理師はなんにんても困らないからね 」


アルト・ルキンツ

「 そうなんだ… 」


トッポ:ハイエルフ

「 使えるぞうもつと使えないぞうもつを見分けて仕分けるぞうもつ師も必要だからね 」


アルト・ルキンツ

ぞうもつ師??

  聞いた事がないけど… 」


トッポ:ハイエルフ

「 本来、解体後に出るぞうもつは破棄してしまうものだからね。

  ホワロは使えるぞうもつを省いた使えないぞうもつをチコに食べさせてるんだよ 」


アルト・ルキンツ

「 そ…そうなんだ… 」


トッポ:ハイエルフ

「 アルトにはエルフの格好が目の毒になるからテントに追いやったのに… 」


アルト・ルキンツ

「 あ…はは……ごめん…。

  だけど…、どうして≪ ケールナの里 ≫のエルフの格好って露出が高いんだろう? 」


トッポ:ハイエルフ

「 森エルフだからね。

  生息する環境によって格好は違うものだよ 」


アルト・ルキンツ

「 そうなんだ… 」


トッポ:ハイエルフ

「 ほら、テントに戻って。

  もう少し掛かるから、大人しく待っていて 」


アルト・ルキンツ

「 トッポ──と一緒にたら駄目…かな? 」


トッポ:ハイエルフ

「 アルト……。

  駄目に決まってるし。

  ニュイ、アルトをテントに戻して。

  アルトをテントから出したらお仕置きするよ 」


ニュイ

「 にゅ゛?!

  にゅ〜〜… 」


トッポ:ハイエルフ

「 これは妖精王からの命令だよ 」


ニュイ

「 にゅにゅ〜…… 」


 どうやらニュイ(バブルスライム)はトッポの “ 妖精王 ” という名の権力にあらがえずにくっしたようだ。


 トッポからお仕置きを受けるニュイ(バブルスライム)の姿を見たくないから、オレはガクガク,ブルブルと体を震わせているニュイ(バブルスライム)を抱き上げると大人しくテントへ戻った。


 ニュイ(バブルスライム)の震えようは尋常じゃないように見える。


 テントに戻ったオレは、ニュイ(バブルスライム)の震えが消えるまでかかえ続ける事にした。


 こんなに可愛いオレのニュイ(バブルスライム)を権力ときょうおどすなんて、トッポは酷い奴だ!!


 オレがテントを出さえしなければ、ニュイ(バブルスライム)に怖い思いをしないで済んだわけだし、少しだけ責任は感じてはいる。


アルト・ルキンツ

「 ……御免よ、ニュイ…。

  僕の所為で……御免よ… 」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ