⭕ いざ、魔王討伐の旅へ! 目指すは魔王が住む塔だ! 11
トッポ:ハイエルフ
「 テイム・モンスターは略して “ テムモン ” と呼ばれていてね、テムモンが倒した経験値の5割がテイマーに入るようになっているよ 」
テムモンって……。
デ◯モンやポ◯モンのパクり感をビンビン感じるんだが…。
まぁ、テイム・モンスターって言うよりは略した方が言い易いのは確かだけよな…。
アルト・ルキンツ
「 そうなんだ?
ニュイのLVが上がれば僕のLVも上がるのは有り難いね 」
トッポ:ハイエルフ
「 本来のテイマーは戦闘向きじゃないんだ。
テイムをして名付けたテムモンを育てて、戦わせて得た経験値を頼りにLVを上げるのがテイマーなのさ。
テイマーのLVが上がればテムモンの忠誠度やテムモンとの親密度も上がるし、LVに応じてテイム可能な怪物が増えるし、テイム確率も上がるようになる。
何より自分のLVより低い怪物なら100%テイムする事が可能になるのさ。
テムモンを増やして怪物を倒させれば経験値を得られ易くなるし、LVも上がり易くなるね 」
アルト・ルキンツ
「 へぇ…そうなんだね。
テイマーがテイム出来る数は決まってるのかい? 」
トッポ:ハイエルフ
「 テイマーの素質次第かな。
1体しかテイム出来ないテイマーも居れば、何十体もテイム出来るテイマーも居るからね。
テムモンが多ければ、マナの消費率は上がるよ。
テムモンを育成するにもマナが必要になるからね 」
アルト・ルキンツ
「 えっ…名前を付ける時に消費するだけじゃないのかい? 」
トッポ:ハイエルフ
「 違うよ。
テムモンを進化させるなら対価としてマナを消費する必要があるし、テムモンが覚えた技を使えるようにするにも対価としてマナを消費する必要があるんだ。
テムモン専用の回復アイテムや育成アイテムを入手するにも対価としてマナを消費する必要がある。
マナの無駄使いは厳禁だよ、マナは常に貯蓄させておく必要があるのさ。
欲張ってテムモンを増やし過ぎると地獄にハマる事になるよ。
身の丈に合った数で止めておく事だね 」
アルト・ルキンツ
「 そうなんだね。
──今はニュイだけで十分かな。
空を飛べる怪物も居ると移動が楽になるだろうけどね… 」
トッポ:ハイエルフ
「 空を飛ぶ怪物をテイムするならドラゴンがお薦めだよ。
全員乗れるし、知能もあるし、空を支配する覇者だし、小型化も出来るからね 」
アルト・ルキンツ
「 ドラゴン…ね。
居るんだね……ドラゴン… 」
トッポ:ハイエルフ
「 普通に飛び回ってるよ。
ドラゴンは知能が高いからテイムするのは難しいんだ。
アルトのLVが4桁になる迄はお預けだね 」
アルト・ルキンツ
「 あ、はは…LV4桁ね…。
ニュイ、僕のLVが4桁になる迄は宜しくね 」
ニュイ
「 にゅにゅ〜 」
トッポ:ハイエルフ
「 ホワロ、テイマーが集まって出来上がった≪ 街 ≫があったよね? 」
精霊王:ホワギナロ
「 ……あぁ…あるな… 」
トッポ:ハイエルフ
「 折角だし塔へ行く前に立ち寄ってあげよう。
なんて名前だったかな?
テイマーギルドのある唯一の≪ 街 ≫だから、行ってみる価値はあるよ 」
アルト・ルキンツ
「 テイマーギルド?
冒険者ギルドや商人ギルドみたいな感じかな? 」
精霊王:ホワギナロ
「 ……似たようなものだ…。
……テイマーギルドでテイマー登録をした者は、現金をマナへ変換しマナをチャージする事が出来るようになる…。
……≪ 街 ≫の中にはスタジアムもあり…テムモン同士を戦わせるバトルに参加する事も可能だ…。
……景品はテムモン専用の回復アイテムや育成アイテム,マナの場合もある… 」
アルト・ルキンツ
「 へぇ… 」
スタジアムやバトルって……。
リアルなポ◯モンバトルやデ◯モンバトルなんかが出来るわけか…。
トッポ:ハイエルフ
「 レアな回復アイテムや育成アイテムが用意されてるから参加するのもいいかもね。
テムモンのLVは上がらないけど、マナを稼げるし、テムモンとの信頼度を上げる事が出来るよ。
実戦前の訓練にも利用されてるよ 」
アルト・ルキンツ
「 そうなんだ…。
ニュイ、行ってみたいかい? 」
ニュイ
「 にゅにゅ〜〜にゅ! 」
精霊王:ホワギナロ
「 ……行きたがっているな… 」
トッポ:ハイエルフ
「 楽しみがあっても良いと思うよ 」
アルト・ルキンツ
「 楽しみだね、ニュイ 」
ニュイ
「 にゅにゅ〜〜 」
アルト・ルキンツ
「 そうだ。
ニュイが使える技を把握しとかないとね。
ニュイは今、どんな技が使えるんだい? 」
ニュイ
「 にゅ〜〜?
にゅにゅ 」
アルト・ルキンツ
「 ……、……ニュイの言ってる事が分からないのって不便だね。
ニュイは僕の言葉を理解してくれてるのに、どうしてテイマーの僕はニュイの言葉が分からないんだろう…。
トッポ、祝福の効果はどうなってるんだい? 」
トッポ:ハイエルフ
「 アルトのマナは−になってるからね、今は無理だよ 」
アルト・ルキンツ
「 えっ?
またマナ…? 」
トッポ:ハイエルフ
「 そうだよ。
テムモンの言語を理解する為には対価としてマナを消費する必要があるんだ。
スライムの言語を理解したいなら、先ずはLVを上げてマナを貯める事だね 」
アルト・ルキンツ
「 ニュイ、一緒にLV上げを頑張ろうね 」
ニュイ
「 にゅ! 」
アルト・ルキンツ
「 早くニュイの言葉が分かるようになりたいよ 」
ニュイ
「 にゅにゅ〜〜 」
アルト・ルキンツ
「 それで──、ニュイの技なんだけど… 」
トッポ:ハイエルフ
「 ニュイは今ベビースライムだから、会得している技は “ 体当たり ” ぐらいだよ。
LV99に上げてもベビースライムだからね、覚える技は幾つかあるだろうけど期待は出来ないよ 」
アルト・ルキンツ
「 そうなんだ?
LV99にして進化させたら、覚えた技はどうなるんだい?
使えなくなったりするのかな? 」
トッポ:ハイエルフ
「 マナを消費して使えるようにした技は進化しても使えるよ。
マナを消費してない技は忘れたり、消えたりしないで残るよ。
マナを消費すれば使えるようになるし 」
アルト・ルキンツ
「 そうなんだ?
良かった…。
技も使えばLVが上がったりするのかな? 」
トッポ:ハイエルフ
「 そうだね。
技のMAXLVは99だから上げ甲斐はあると思うよ 」
アルト・ルキンツ
「 よし!
ニュイ、体当たりをLV99まで上げようか 」
ニュイ
「 にゅにゅ〜 」
アルト・ルキンツ
「 早く水が引いてくれたらいいんだけどな…… 」
トッポ:ハイエルフ
「 水が引く迄は身動きが取れないし、この世界の事でも学ぶかい? 」
アルト・ルキンツ
「 そうだね。
全然知らないから教えてもらえると助かるよ 」
トッポ:ハイエルフ
「 なら、始めようか。
この世界についての勉強会をね 」
◎ 変更しました。
妖精王:トッポ ─→ トッポ:ハイエルフ
「 ニュ~~ 」─→「 にゅ~~ 」




