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アル、あっさり脱獄!そして夜の訪問者となる!?

【毎日 夜21時10分投稿!】


蒼河遥(あおかわ はるか)です。

第53話をご覧いただき有難うございます。


市長の命令によって騎士団に拘束され、地下牢へ入れられてしまったアルフレッド。

しかし、ユウマとの相談で脱出方法を思いつきます。

果たして、アルフレッドは無事に騎士団本部から抜け出せるのでしょうか?

オレはその後も、2人のギルド長のところでオレがやったことを、

包み隠さず話をしていった。


まあ、確かに彼らの喉元に剣を突きつけたのは、やり過ぎだったかもしれないけど、

それは向こうが先に、オレに3度もチンピラや金で雇った冒険者を寄こして来たからだ。


結局、この日は、3時間くらいの事情聴取が行われた後、

オレは騎士団本部の地下にある牢に入れられることになってしまう。



「アルもそろそろ、真剣に闇魔道士を上位職にすることを考えた方が良さそうだな。

そうすれば、転送魔法が使えるようになるから、こういう時、凄く便利だぞ?」


そう言えば以前、ユウマがそんな事を言ってたな。


「でもさあ、まず闇魔道士をレベル50以上にして、

それからA級の武器を作れるようにならないといけないし、

そもそも、転職できる教会も探さないといけないんだぜ?

それって、結構時間が掛かんないか?」



「まあ、確かにそうだな。

アルはレベルが上がるペースが、通常よりかなり早いみたいなので、

教会探しが一番大変かもしれないな」


「オレってそんなに早いのか?」


そういえば以前にも、ユウマはそんなことを言ってたなぁ。


「ハッキリ言って、お前の成長速度ってバケモノ級なんだよ。

だから、闇魔道士のレベル上げも、

闇魔道士の武器"大鎌"のA級を作れるようになるのも、結構早いと思うぞ」


「オレって、そんなに凄いんかぁ!」

「だからって、調子に乗るなよ?」


「分かってるさぁ~」


とはいえ、今この時点で、オレは中位職の闇魔道士で、そのレベルは29。

これじゃあ、転送魔法を使えない。


となると、この牢からどうやって抜け出せば良いんだろう・・・


「ええとな、闇魔法にアンロックという魔法がある。

簡単な鍵ならそれで開けられるはずだ。

そして隠密を使えば、アルなら簡単に建物から抜け出せるさ」


アンロック・・・

魔法ってマジで便利だよな(笑)


ということで、まずオレは、脱獄してもバレないように下準備をしていく。


牢の中の粗末なベッドに、人が横たわっているように見せるため、

人型の氷を魔法で作り、そこへ毛布を被せていく。


オレの氷魔法であれば、数時間は氷が溶けないはずだ。

ということで、取り敢えず、事前準備は完了!


「じゃあ、いくか!」


オレは牢の扉に近づき、アンロックの魔法を唱えていく。

すると、アッサリ牢のカギが開くんだ。

ちょっとばかし拍子抜け(笑)


気づかれないように扉を開けていき、そのままオレは牢の外へ。

そしてそのまま、隠密スキルを発動していったんだ!


牢の前の通路に出て、角を曲がったところに見張りのおっちゃんが居たんだけど、

オレはその横をコッソリとスルー。


更に先へ進むと、引き戸式のドアがあった。

そのドアを開けるため、鍵などの仕組みを確認しようとしてたら、

急に外から騎士団員がドアを開けて入って来る。


"ラッキー!"


そしてオレは、その隙に端っこをササッと・・・(笑)


結局、そのまま階段を上がっていったオレは、

なんともアッサリ、騎士団の建物から脱出することが出来たんだ。

脱獄するのって簡単すぎんじゃね!?



そして、外に出ると、空はすっかり夜になっていた。

この時間だと、ギルド長の2人は自宅に居るはず。

ということで・・・


「まずはフルールのおばさん邸からお邪魔すっか!」


オレはまず、ここから5ブロック程離れた、

医療ギルド長の邸宅に忍び込む事にしたんだ。




「よっ!おばさん!」


「うわぁっ!ビックリしたぁ~

何よアンタ、心臓が止まるかと思ったわ!

来るんだったら、ちゃんと玄関から入って来なさいよねぇ~!」


「えっ、オレ、玄関から入って来たぜ?」


「それって、ノックもしないで、コッソリ入ってきたんでしょ!?

それを玄関から入ったって言わないわ!

で、何よ?今日はどういった用件なの!?」



オレは隠密スキルを使って、フルールのおばさんの邸宅に忍び込んだんだけど、

姿を現したオレに驚きはしたものの、おばさんから、それ以上の反応は無かった。


"このギルド長が仕組んで、アルを捕まえさせたんなら、

もっと違う反応があっても良いかもな"


ユウマがそんな事を言う。


そしてオレも、そう感じていた。

もし、このおばさんがオレを嵌(は)めたんなら、

こんな反応にはならないだろうなぁ・・・ってな。


まあ、このおばさんが真のタヌキであれば、

そこまで計算した演技が出来るのかもしれないけど・・・

第54話をご覧いただき有難うございました。


闇魔法のアンロックと隠密スキルを使い、あっさりと騎士団本部から脱獄したアルフレッド。

そのまま夜の街へ繰り出し、まずは医療ギルド長フルールの屋敷へと忍び込みました。

ところが、アルフレッドを見たフルールの反応は、意外にも普通のもの。


彼女は本当に、今回の逮捕に関与していないのでしょうか?


アルフレッドの次の行動にも注目です!

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