心臓あつめ
Talesで掲載していたものです。
https://tales.note.com/catsupeso/wra4abg1k5ww3
常日頃から「自ら命を絶ちたい」というネガティブな思考を持った推理小説家の女性、廣田彩香は数少ない友人である西野沙織からある事件の解決を依頼される。
曰く「神戸市内、それも御崎公園球技場の近くで心臓が抜かれた遺体が相次いで見つかっている」とのことであり、彩香は渋々沙織の依頼を受けることに。
沙織が依頼人として紹介した女性、金崎友美は町医者の娘であり、こちらも「薬品庫から突然劇薬が消える」、「愛犬が無残な状態で見つかった」、「次は金崎家の人間の心臓を抜き取るという旨の脅迫状が届く」、「友美の妹である瑠璃が見ず知らずの男性から犯される」という様々な事件が発生していた。
流石に一度に解決するのは不可能だろう。そう思った彩香は、まず「愛犬が殺害された事件」と「心臓がない遺体」の事件解決を優先させた。
しかし、事件解決に乗り出した矢先に友美が殺害されてしまう。それも、彼女の遺体には心臓がなかった。
管轄の刑事である葛原恵介は、事件現場で遺体を調べる彩香の姿を見て思わず「彩香ちゃん?」と声をかける。それもそのはず。恵介と彩香は中学校の同級生だったのだ。曰く「サッカーの道を諦めて刑事になった」とのことであり、2人は共に事件を追っていく。
そんな中、とある事件において指名手配されていた四十万光留が殺害される。当然、光留の遺体からは心臓がない状態だった。彼こそが瑠璃を犯した元凶であり、なおかつ連続猟奇殺人事件の被疑者として唾を付けていたので、事件は事実上振り出しに戻ってしまう。
それでも、彩香と恵介は諦めない。沙織も加えた3人で事件の推理をしていく中、恵介がある手がかりを掴むのだが……。
https://tales.note.com/catsupeso/wra4abg1k5ww3
常日頃から「自ら命を絶ちたい」というネガティブな思考を持った推理小説家の女性、廣田彩香は数少ない友人である西野沙織からある事件の解決を依頼される。
曰く「神戸市内、それも御崎公園球技場の近くで心臓が抜かれた遺体が相次いで見つかっている」とのことであり、彩香は渋々沙織の依頼を受けることに。
沙織が依頼人として紹介した女性、金崎友美は町医者の娘であり、こちらも「薬品庫から突然劇薬が消える」、「愛犬が無残な状態で見つかった」、「次は金崎家の人間の心臓を抜き取るという旨の脅迫状が届く」、「友美の妹である瑠璃が見ず知らずの男性から犯される」という様々な事件が発生していた。
流石に一度に解決するのは不可能だろう。そう思った彩香は、まず「愛犬が殺害された事件」と「心臓がない遺体」の事件解決を優先させた。
しかし、事件解決に乗り出した矢先に友美が殺害されてしまう。それも、彼女の遺体には心臓がなかった。
管轄の刑事である葛原恵介は、事件現場で遺体を調べる彩香の姿を見て思わず「彩香ちゃん?」と声をかける。それもそのはず。恵介と彩香は中学校の同級生だったのだ。曰く「サッカーの道を諦めて刑事になった」とのことであり、2人は共に事件を追っていく。
そんな中、とある事件において指名手配されていた四十万光留が殺害される。当然、光留の遺体からは心臓がない状態だった。彼こそが瑠璃を犯した元凶であり、なおかつ連続猟奇殺人事件の被疑者として唾を付けていたので、事件は事実上振り出しに戻ってしまう。
それでも、彩香と恵介は諦めない。沙織も加えた3人で事件の推理をしていく中、恵介がある手がかりを掴むのだが……。