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性欲神ゼスト

 「さぁ!どんどんかかってこい!」

 「「「ああーん♡ゼスト様!素敵♡」」」

 「ムハハハハ!!」


 中央大陸で20,000の女性を相手に熱い日々を送っていた。


 「ねえ。ゼスト様。冥域から魔王たちが戻ってきたらしいけど」

 「ああ。そうらしいな。だが、今はそんなことはどうでもいい。わし唯一の性技!「フェロモン」」


 性欲神ゼストが唯一使える性技「フェロモン」


 性欲を極限まで高めて一気に放つことで、女性を果たさせる技。


 「ムハハ!それ!」

 「ああーん♡」


 うまく使えば、服という心の壁も吹き飛ばすことができる。


 「まあ、わしにかかれば服なんぞ意味がないがな!だって服なんて着ていても見えてしまうしな。別の世界の女神のムフフなところでさえわしなら見えるぞ。ほれ。今この瞬間にもあっちの世界でな」


 さすが性欲神ゼスト。変態さで敵うものがいない。


 「さて、続きじゃ!」


 性欲神ゼストが続きを始めようとしたところで、

 

 「ジジイ!」

 「じいさん!」


 と聞き覚えのある2人の声が聞こえる。


 「なんじゃ。もうきおったか」

 「「じじい!よく聞きやがれ!」」


 2人は声を揃えて神に宣言する。


 「「この世界の女は俺たちのもの!俺たちの女は俺たちのもの!この世界に残る男はお前のみだ!」」


 2人の宣言に対して、


 「はははは!ならば、かかってくるが良い!」


 ゼストは余裕があるのか一瞬目を瞑る。


 その先に2人で襲い掛かり、ゼストの佑介、佐助を摘出する勇者と魔王。


 「ああ!わしの佑介と佐助を返せ!」


 2人がゼストのゼストを取ると、性欲神ゼストは、みるみるうちにしぼんでいく。


 「ぐわぁぁぁ!」


 シュン。性欲が枯渇した頃のヨボヨボの姿になった。


 「争いは良くない。みんなで仲良くじゃな」


 「ファウスト」から勇者と魔王以外の男が消えた。


 「「よし!これでこの世界の女は俺たちのものだ!」」


 ガシ!っと手を組み合う2人。


 こうして世界の危機は救われた……


 「「「ああん♡もっとぉぉ♡」」」

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