魔王と勇者「心の友」になる
「くそ!おりゃ!うおお!」
「りゃあ!おおお!」
現在、勇者と魔王は、剣を振り回している。
「くそ!次元を切ってもさっぱりだ!性欲を高めて、爆発させても全然冥域の次元が開かねぇ!次元さえ開ければ、戻れるのによ!」
パッタリと倒れ込む。
「あちぃー!亡者どもの世界なのに、なんで砂漠なんだよ!」
冥域は、どこまでも砂漠が続き、日差しが常に差している。灼熱のような地獄。
「はぁ!そりゃ!」
勇者は諦めず、次元を完全に切断するために剣を振り続けている。
「ゾンビはやだ!ゾンビだけはやだ!僕は帰る!絶対に帰る!マイハーレムに帰るんだ!」
ゾンビを極度に嫌がり、遭遇する前に冥域から出ることに必死になっていた。
そんな勇者を見て、「俺もやるか」と次元を切り続ける。
そんなこんなで飛ばされてどのくらい経ったのかわからないが、周囲にいきなりゾンビどもが現れた。しかも女型!
その数10000。
「おいおい!確かに人型だけど、原型止めてねぇじゃねえか!目なんか抜け落ちそうになってやがるし、所々腐ってるじゃねえか!」
「ひぃ!ゾンビは嫌だ!ゾンビは嫌だぁぁ!」
勇者はゾンビを見た途端に、完全に壊れる。
俺もこの暑さのせいでフラフラしてきた。
最初はあんなに嫌だと思っていたゾンビ達もだんだん可愛く見えてきた。
「あれ?案外いけんじゃねえか?」
「ゾッ!ゾゾゾゾゾゾゾゾ!」
そんな時、10000体のゾンビが一つに集まり、1人の黒髪美女が現れる。
布面積の少ない服装に、ゾンビの腐ったような色をした肌をしているが、とにかく美しい!
「……おい!勇者!あれを見ろ!」
「ゾゾゾゾ……え?……!なんだあの美女は!」
「おい。勇者!一つ提案がある!」
「奇遇だな!魔王!俺も提案がある!」
「「くっくっくっくっ」」
ゾンビが集合して現れた美女は、
「我は、冥域を支配するハデス!お前達はどうしようない男達だとゼストから聞いている。とてつもなく強いということもな!だが、神である我の敵ではない!我が支配するこの冥域にて好きにできると思うな!」
と。
だが、2人には関係ない。ゾンビしかいない世界。その中に舞い降りた女神。
今の2人にとってハデスは、獲物でしかない。
「「あいつを2人で好きにしよう!」」
ガシ!っと固い握手を交わす。
「「そして!俺たちのハーレムを奪ったあのジジイに復讐する!われらは、ここに宣言する!この世の女は俺達のもの!俺たちの女は俺たちのもの!そして、男達は、パシリ!」」
堂々と宣言する。
「よろしくな心の友よ!」
「こちらこそだ!心の友よ!」
「では、手始めに」
「ああ!やつを」
「「ハーレムメンバーにするぞぉぉ!」」
2人は、息ぴったりに動き出し、ハデスへと向かう。
「我の相手になると思うな!」
迎え撃つ姿勢のハデス。
「「ヒャッハー!」」
24時間後
「ああん!あん!もっとおお!」
「いい声で喘ぐな!ならば……性技「魔王の指」」
性技「魔王の指」とは、ピアニストがピアノを綺麗な指で滑らかに鍵盤に触るように、女性の体をタッチする技。
女性をさらに感じやすくするための技の一つだ!これだけで果ててしまうもの達もいる。
「いやぁん♡なにこれぇ。こんなの知ったら私、、」
そこには、先ほどまでの勇ましい冥域の支配者の姿はなかった。
「おいおい!ゾンビもなかなかいいじゃねえか!」
「いやいや。ハデスが特別なんだと思うよ」
「ああ!ちょっとスッキリしたわ」
「僕もスッキリした」
「ハデスは俺たちのハーレムメンバーになった」
「うん。これで、冥域は僕たちのハーレム圏だね」
「その通りだ。なぁハデス?」
「あん♡そこいい!もっと!……なぁに?」
「お前の力があれば、俺たちを「ファウスト」に戻せるか?」
「できる…あっ♡…わよ。ああん!」
「よし!なら、心の友よ!」
「うん!心の友よ!」
俺たちは頷き合いながら、「「ヤり返しに行くぞ!」」
つづく…
「あん♡もう…だめ♡」




