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魔王は『フドウ』  作者: 三阪
狂乱の魔王
32/34

終わりの始まり7

みんな死んでしまった。

俺は他のメンバーのようにプレイヤーから囲まれることはなかった。

なんてったて入ったばっかだし。

しかも俺に荒らされた奴は俺の恐怖に耐えられない奴だし。

ファラオの時の奴らはイサナさんのところに行ったみたいだし。


俺以外は誰一人としてあの場所から生き残った者はいなかった。

なぜならARASEが自爆したからだ。

俺以外の。

ARASEのメンバーが死ぬとアイテムが共有されるようになっていた。

そして俺のアイテムボックスに大量のアイテムが入っている。

つまり誰も生き残っていないと考えていいだろう。

自爆したしな。


「どうしようかな」

《これからのことですか?》

「そう」

《・・・》

「どうした?」

《ワールドアナウンスで安全にしていろと言われたはずですか》

「あ、、、」

《この騒動が終わったらGMに通知を送っておきます》

「やべぇ」


それからはしばらく何もなかった。

まあ俺の恐怖で死んでいった奴はいたけど。

「おい、あいつ消しといたほうがよくない?」

「そうかもな」

「あいつのせいで死んだ奴がいっぱいいるからな」

「誰が殺すんだよ」

「あいつARASEの一人じゃなかったけ?」

「え、ま?」

「ま」

「じゃあ無理じゃね」

「俺が行く」

「なら俺も」

「うし、ではでは」

「GO!」


「死にさらせー」

「うがぁー」

「あぁ、やっぱり来たか」

《予想道理ですね》

「〈ダークパンデミック〉」

「その程度!」

「うわ!」

「ぐわ!」


「終わったな」

《お疲れ様です》

残り人数二桁。

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