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魔王は『フドウ』  作者: 三阪
狂乱の魔王
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終わりの始まり2

~ヲエマ~

「何でこうなった」

「さあ?」

ヲエマは集合場所から逃げられなかった。

実をいうと他のメンバーも逃げられていないのだが。

ヲエマの周りには何人もの荒らし被害者が集まったが、

「くそっ!」

「同士がどんどん減っていく」

「この程度じゃあたいは殺せないよ!」

敵の数はすぐに一桁になった。


「あとはあんた一人だね」

敵はすでに一人。

一番強く恨みを持っているであろう、魔法使い風の女だけだった。

「あなたに殺された親友の恨み晴らさせてもらうわ」

「ねぇねぇ、それをあんたの親友は望んでいるのかい」

「あなたはそうやって人を馬鹿にして」

「死ね〈メテオ〉」

ドゴォーン!

周囲一帯が隕石に押しつぶされて更地になる。

「いや~。怖いね~」

「くそっ!この程度じゃ死なないか」

「じゃっ、次はこっちの番ね『縮地』」

「なっ!」

カキュッ!

「へ~。防がれた」

「対策くらいするに決まってるだろ」


ヲエマ。

ARASEの二刀流の剣士。

主に素早い動きで敵を翻弄し、重い一撃を敵に入れる役割。

高い動体視力を持ち、銃弾をも避けれるという都市伝説もある。

「そんな人間と戦うのに対策をしないのはよほど頭が悪いヤツくらいだけだ」

「・・・お仲間はバカだったと」

「こいつらは仲間でも何でもない」

「あくまであんたは一人だと?」

「そう思っていればいい」

「そう、じゃあ死ね!」

グサッ!

「あれ?防が、なっ!」

「つ~かま~えたっ!」

上から人が降ってくる。

「死ねぇ!」

「仲間はいないはずじゃ」

「いないとは一言も言ってな、グフォッ!」

だが敵は少ない。

「この人数だったら逃げ、どういうこと!」


そうしてARASEは崩壊の道をたどる。

戦闘シーンは自分無理っすね。

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