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魔王は『フドウ』  作者: 三阪
魔王のタネ
19/34

ARASE3

「ドロップ品!ドロップひ~ん!」

倒した後の死体(?)から鉱石を探す。

「あったあった」

光るものをいくつか見つけた。

《きれいですね》

「ありがとう」

《いやお前じゃねーよ》


帰り道。ファラオのところ。

「お前ら何のつもりだ!」

ん?なんだ?

《《残念、間違いだ。また明日来るんだな》》

「ざまぁ。あんな問題もわからないとかww」

「ふざけるな!お前たちがっやたんだろ!」

「何言ってんだ?間違えたのはお前らだろ」

なんだなんだ。

俺の野次馬根性がくすぐられるぜ!

まだ出ないけど。

「お前らなんなんだよ!」

「俺たちか?」

「俺たちは」

「ARASEだ!」

あ、ARASE!

本物か?

「ARASE!」

「あの荒らし集団か!」

「本物なのか?」

「偽物がいるわけないだろ」

本物か。

《随分とコソコソしてますね》

《泥棒ですか?》

「ちげーわ!」

あっ!やっちまった!

「!」

「!誰かいるのか!」

「出て来いよ」

ハァ~。

仕方ない。出るか。

「俺に何か用ですか?」

本当はゴーレムを倒す前に出す予定だったんです

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