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さすらいのロザリー  作者: 村松希美


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第一幕 第一章 炎の記憶

さすらいのロザリーは、ロミオの青い空などの世界名作劇場などの名作アニメを沢山見てきて、もどき小説のようになりました。高2の時に初めて書いた未完成の小説をAIで完成させることができました。


名作アニメを視聴した方はこのキャラやこの建物はこのアニメからでは?と想像できるかも知れません。




幸せの温度は、いつも決まっていた。


キッチンから漂う焼きたてのパンの香りと、暖炉ではぜる薪の音。そして、父さんの低い笑い声と、私の髪を撫でる母さんの温かい手のひら。十二歳のロザリーにとって、その小さな家は世界のすべてであり、永遠に続くはずの聖域だった。


その夜、ロザリーは深い眠りの中にいた。夢の中では、まだ幼いジムとサムの兄弟と(彼らとは未来で出会うのだが、今はまだ見ぬ友だ)、春の公園で花冠を作っているような、穏やかな光に包まれていた。

だが、その光はやがて、どろりとした不気味な熱量へと変わっていく。


「……あつい……」

寝返りを打ったロザリーは、違和感に目を開けた。暗闇に包まれているはずの寝室が、異様なオレンジ色の光に照らされている。


最初は、朝日が昇ったのかと思った。けれど、その光はあまりにも不規則で、激しく、そして何より恐ろしいほどに「近かった」。


「コホッ、コホッ……!」

喉を刺すような、苦い灰の匂い。ロザリーは飛び起きた。


パチパチ、という穏やかな音ではない。バリバリと、何かが巨大な牙で家を噛み砕くような、暴力的な音が階下から響いてくる。


「お父さん! お母さん!」

叫ぼうとした声は、喉に張り付いた煙のせいで掠れた。足元を這う黒い煙が、生き物のように彼女の自由を奪おうとする。ロザリーはパニックに陥りそうになる心を必死で抑え、ドアに手をかけた。


熱い。

真鍮のドアノブは、すでに素手で触れられないほどの熱を帯びていた。


「嘘よ……嫌よ、こんなの!」

シーツを手に巻き付け、無理やり扉を開ける。その瞬間、目に飛び込んできたのは、見慣れた廊下を飲み込む「紅蓮の壁」だった。


壁紙の模様も、家族で撮った肖像画も、母さんが大切にしていたレースのカーテンも。すべてが熱に歪み、真っ黒な炭へと姿を変えていく。ロザリーの心は、恐怖よりも先に「喪失」の予感に震えた。昨日まで私を包んでいた「優しさ」が、今は私を焼き殺そうとする「怪物」に変わってしまった。その理不尽さが、十二歳の少女には耐え難かった。


「ロザリー! 窓から逃げろ!」

階下から父さんの叫び声が聞こえた。それが、彼女が聞いた最後の人間の言葉だった。


「お父さん! 行けない、置いていけないよ!」

炎の爆ぜる音が、彼女の叫びを無慈悲に掻き消す。崩れ落ちる天井の破片。火の粉が舞い、ロザリーのナイトドレスの裾を焦がす。肌を焼く熱さよりも、心を引き裂くような孤独感が彼女を支配した。


(助けて。誰でもいい、この悪夢を止めて)

気づけば、彼女は二階の窓枠に足をかけていた。階下はすでに火の海で、そこへ飛び込むのは死を意味するかもしれない。けれど、背後から迫る炎の舌が、彼女に選択の余地を与えなかった。


「……っ!」

目をつぶり、夜の闇へと身を投じる。

冷たい地面の感触と、鈍い衝撃。

雪の混じった土の冷たさが、火照った体に突き刺さる。ロザリーは喘ぎながら顔を上げた。


そこにあったのは、もはや「家」ではなかった。

夜空を焦がすほどの巨大な火柱。愛していたすべてを飲み込み、吐き出された煙が星空を覆い隠していく。近所の人々の怒号や、バケツで水をかける音さえ、遠くの出来事のように感じられた。


ロザリーは、震える手で自分の胸元を抱きしめた。

そこには、何も残っていなかった。

家族の温もりも、明日への約束も、自分が誰であるかを証明する場所さえも。


「……お母さん……お父さん……」

雪が舞い始めた。

熱帯のような炎のすぐそばで、ロザリーの心は、経験したことのない絶対的な「零度」へと凍りついていった。


これが、さすらいの始まり。

すべてを失った少女が、唯一奪われなかった「心の中の光」を探すための、あまりにも残酷で、激しいプロローグだった。






この物語は今から44年前、高2の時に初めて書いた小説です。あらすじを入力してAIが書きました。


子どもの頃は読書と作文が苦手でした。でもアニメが好きだったので、アニメーターになりたいと思っていましたが、才能がないので諦めましたが、物語ー小説ーを完成させることを自分の目標としてきました。


このさすらいのロザリーは当時は原稿用紙100以上書けたと喜んでいましが、今から読み返すと状況描写ばかりで心理描写が少ない荒削りの小説です。


アニメが幼い頃から身近にあったので最終的には小説を書くことに辿り着きました。


プロにはなれていないですが、小説を書くのは楽しいです。


因みに人生目標の初めて自力で完成させた小説は、


(3作目の小説でようやく完成させることができました)


シャーロック・ホームズ未来からの依頼人ー麻子と真司の時空旅行ーです。


小説家になろうにも投稿済みです。


こちらもよろしくお願いいたします。

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