表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
愛の言霊~THE STYX~  作者: 尖角
第四の視点 part1
47/113

兄の意思

ついに、4人目が登場!!


では、どうぞ!!

  “ぜったい、、、”

  “絶対に約束守るからね、、、”


  私はその想いを胸に刻んで、手紙を燃やした。






  それは、物ごころ付いた頃から、私に届いていた手紙(もの)だった。


  私のおにぃちゃんは、9年前に死んだ。


  『女子高生連続殺人犯“死刑”』という形で…である。


  そのおにぃちゃんとした約束は、、、


  約束の内容、、、すなわち手紙の内容は、



「愛理、俺の大事な愛理へ・・・

 俺はもうすぐ死ぬことになるんだ。

 もう1人の俺が、もう1つの人格の俺が女子高生を殺害したという理由で。

 俺には、《愛理》と、《警察への復讐》のことしか考えられないんだ。

 けれど、俺はもう死んでしまう。

 だから、、、


 本当は大好きな愛理には頼みたくはないのだけれど、

 俺には愛理しかいないから、俺のために人を殺してくれないか?


 俺がした通りの()り方で。


 警察は、驚くだろう。

 また、この俺の再来だと。


 お願いだ。


 だっから、約束してくれないか?


 おにいちゃんのために殺人を犯すことを・・・



             兄より

                          」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ