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愛の言霊~THE STYX~  作者: 尖角
第三の視点 part2
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有り余った時間

俺の場合は、時間がなくて困っている。

  気が付くと、俺は寝てしまっていた。


  ベンチで寝ていたせいか、それとも単に寝相が悪かっただけなのかはわからない。


  だが、起き上がると腰がものすごく痛かった。


  だから、俺は少しだけ“ぼー”っとしてから時計を見た


  砂が若干かかっていて、正確に指している時間がわからなかったが、だいたい13時40分を示していた。


  『あぁ、寝すぎたな…』


  そんなことを少し思ったが、学校はまだ終わらないので、『どうでもいいや』と思い、もう一度寝転んで目を閉じた。






  次に目を覚ましたのは、14時20分、、、


  『何とも、ビミョーな時間…』 俺はそう思った。


  しかし、もう一度寝てしまっては、起きることはできないだろう…。


  だから、俺は立ち上がり、少し伸びをした。


  すると、「うぅ…」と思わず口にしてしまった。


  『腰が痛い…』


  そう心が訴えるので、気を紛らわすために、鼻歌交じりで歩き出す。


  ゆっくりゆっくり、近づく俺の足。


  その足の先には、奴の子供が通う小学校があった。

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