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愛の言霊~THE STYX~  作者: 尖角
第一の視点 part2
22/113

煌めく刃

ふぅ…

疲れますね^^

  オレの帰りに、オヤジが「おかえり」という言葉を放つ。


  ここで本田は、その言葉とほぼ同時に、ベルトに挟んであったナイフを取り出した。


  オレの目の前で煌めく刃、、、


  そして、“ヒュン”っと音をたてながらオヤジの肩に突き刺さる。


  本田は投げたナイフを目で追いながら、オヤジの方に“ズカズカ”という音をたてながら近づく。


  オヤジは書類を見ながら「おかえり」とオレに声をかけたので、『何事だ!!』と言わんばかりの顔で、ナイフの突き刺さった肩を押さえながらこちらを見た。


  そして、本田を確認して、警察に電話をかけるために受話器を取ろうとする。


  しかし、そんなオヤジより先に動いたのは本田だった。


  ナイフを電話に思いっきり突き刺し、オヤジを睨み付ける本田。


  オヤジはその本田の顔を見て、オレに向かって叫んだ。


  しかし、何を言っているのかわからない。


  オレの幼い頭には理解できず、頭は真っ白になっていたからだ。


  ただ立ち尽くすばかりのオレ…。


  そんなオレに目もくれないで、本田はオヤジに向かって言葉を放った。


  「よくも裏切ったな!!」っと―――――。

作者は裏切られるのが嫌いです。

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