表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
昼休みの天才!その名は佐倉蒼一!  作者: やしゅまる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

9/37

第9話 風を読め、夢を折れ!紙飛行機選手権

これはAIが書いたものです

金曜の朝、10:35。Slackに、またしても佐倉の投稿。


【イベント予告】

本日12:00より、**「第1回 紙飛行機選手権」**開催。

会議室D(西側窓際)にて滑走路をご用意。

勝者には“名誉と風の称号”を授与。

紙:A4サイズ1枚(当日配布)

道具:使用可(折り、切り、貼り、重しOK)

持ち込み:知恵と情熱



12:00 会議室D・“滑走路”


長テーブル2つを繋いだ即席滑走路の向こうには、窓の外から吹き込む自然風。

出場者は11人。紙を前に、静かな熱気が充満する。


「風向き……追い風か……」

「重心、どう取るかだな……」

「紙飛行機って、こんな真剣に折るもんでしたっけ……?」


紙の裏に定規を当てる者、ノリで尾翼を貼る者、折り方のYouTube動画を記憶から掘り起こす者――


大人たちは今、“昼に飛ぶ夢”を本気で設計していた。



12:15 テスト飛行と調整タイム


最初の数機が試験的に飛ばされる。

•山崎の“デルタウィング型”が天井へ突き刺さり失格

•川端の“後ろ重心型”がブーメランのように戻ってくる

•村上の“切り込み重し型”は、驚異の直線飛行で会場をざわつかせる


「……これ、村上優勝あるぞ」

「ちょっと待って、真似させて」

「コピーは禁止。全機体、個性を重んじよ!」


ルールを読み上げながら、佐倉はホチキスで小さなフィンをつけていた。


「俺の機体名は“サラリーマン・ウィング”。このビルの上まで飛ばすぞ」



12:30 本戦開始


一人ずつ前に出て、滑走路の端からフライト。

記録は、床に貼られたメジャー型マスキングテープで計測。


飛距離記録:

•村上 :4m38cm(現在トップ)

•高田 :3m84cm(飛行は美しかったがやや右旋回)

•川端 :2m50cm(後半失速)

•山崎 :0m00cm(またも垂直離陸)


会場がざわつく中、最後に残ったのは――佐倉。


「じゃあ行くよ。“サラリーマン・ウィング”、出社!」


彼の機体は、折りとカットの絶妙なバランス。

助走をつけて放たれた瞬間――


「おお……!」

風が、窓の隙間からちょうど吹いた。


機体はふわりと上昇し、まるで鳥のように滑空。

目測で5メートルを超えた。


「記録――5m36cm!」


「ちょっと、佐倉さん……昼に全振りしすぎじゃないすか?」



12:55 表彰式と称号授与


優勝:佐倉

機体名:サラリーマン・ウィング

称号:“風の課長代理”


副賞は、コーヒー一杯と「1時間分の“風呂敷”(何でも実現する権利)」


「……この風呂敷で、次回イベントもぶち上げます」



13:00 現実帰還


午後の打ち合わせ、プロジェクターに映された資料の角には、

誰かの紙飛行機が置かれていた。そっと羽ばたくように、ページがめくれる。


現実の中に、ちょっとだけ夢が残る――そんな昼だった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ