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大迷宮攻略

今日、メチャだるい!



「そっちに行ったぞ!針に気をつけろ!!」


今ボルマス達は、大迷宮(ダンジョン)第三階層にいた。この迷宮(ダンジョン)は、空間自体が広がっており想像以上に広大な迷宮になっている。しかもここに出る魔物は一筋縄ではなく。殆んどの魔物がB級以上でありA級の魔物の頻繁に出る。

今ボルマス達が戦っている魔物はスパイクスコーピオン。五メートルを超える巨体。硬い甲殻、特徴的な巨大な尾に猛毒がある。ランクはBBB級。それが四体いる。


「これでも喰らって死んどけ!<魔炎轟砲(グリアジン)>!」


ボルマスがスパイクスコーピオンの口に右手を突っ込み、魔法で内部を焼き尽くす。


「これで全部か」


全てのスパイクスコーピオンを倒し、その死体を<魔法収納(セル)>入れていく。ボルマス達は次に進んでいく。



〇△□×



大迷宮(ダンジョン)第五十四階層。此処に来るのに一週間も掛かった。これまでにあらゆる魔物を倒してきた。BBB級ブラックホーンブル、レッドベア、A級ダイヤモンドタートル、スカイドラゴン。等々、ボルマス達にとっては少し苦戦するくらいの魔物達である。


「一体何処まであるんでしょうねぇ。このダンジョン」


スライフがそう愚痴る。ここに来てから一週間以上この迷宮にいる。魔物との連戦での疲れはないが、終わらない大迷宮攻略(ダンジョンアタック)に嫌気がさす。


「此処で五十四層目。普通に考えるなら後、四十六層あるんじゃない。知らないけど」

「はぁ~。後四十六層。百層目に何かあればいいが。それよりも、早く終わらせて、暖かい布団かベッドで休みたい。帰りたい。」

「何言ってるのよ。これはボルマス様の命で此処を探索しているんじゃない。文句なんか言わない。言ったら、殺す」


スライフの愚痴にアウラが反応し、フルドボルグを首筋に向け脅迫する。


「はいはい。わかったよ。同じアクローム様派閥なのに、殺すなんて酷いじゃないか」

「何か言った?」

「な、何も言ってませんよ~」


天使なのにスライフは、冷や汗が頬と背中を流れるような感覚がした。



〇△□×



更に進み、第六十八階層。

此処はあまり魔物が出てくることはないが、一体一体の戦闘能力が高く。少し苦戦していた。


「この馬、少し強いじゃないか!」

「それでこそやりがいがある」


サフラとレオノートが魔物を相手に攻撃している。体調三メートルの巨体、ブラックソードホース。これが相手している魔物の名である。ランクはAAA級。AAA級内では下から数えた方が早い方の強さである。

サフラの刀がブラックソードホースの頭に兜割りを決めようとするが、ブラックソードホースに生えている一本の黒銀の角がそれを受け止め、弾き返す。


「ブルルルッ!」

「これなら、どうだ!


サフラは後ろにある黄金の(リング)を掴み、ブラックソードホースに向かって投げる。輪はそのままブラックソードホースの首を拘束した。するとブラックソードホースが暴れ、走り出す。


「レオノート!」

「わかっている」


レオノートはブラックソードホースに一瞬で追い抜き。


「<泥濘化(フェンスプ)>」


魔法で地面を泥濘化させる。そこにブラックソードホースが突っ込み、足を止める。その隙にサフラは輪に付いている布を高速で元の長さに縮めていく。


「竜閃刀、横一文字!」


泥濘で暴れていたブラックソードホースは、サフラの刀で首を斬られる。首を斬られたブラックソードホースは横に倒れ、首が胴体と別れた。サフラは首から輪を外し、首を持ち上げる。


「いい角だ。この大きさなら、良い刀が出来そうだ」


魔法収納(セル)>にブラックソードホースの首を入れ、胴体も入れる。


「いい戦いだった」

「「ありがとうございます」」


すると遠くで見ていた、ボルマス達が近づいてくる。何故遠くで観ていたかというと、ボルマス達はもし魔物が一体しか出てこないもしくは弱い魔物だった場合は二人一組で戦い、残りは遠くで観戦するという事をしていた。何故そんな事をしているかというと、そうでもしないと楽しくないからである。はっきり言ってボルマス達は強い、この世界に来た影響で弱体化しているといえど十分強い。それこそドラゴンの様な魔法を殆んど無効化するような魔物くらいじゃないと、全員で戦うとただの集団リンチになるくらいに。


「にしてもやはり、弱体化が酷いな」

「はっ。確かに全盛期ならばあのような馬など、ただの塵芥、雑魚でしかありませんでしたが。弱体化の影響で少し時間がかかりました。」

「別に構わんさ」


先程倒したブラックソードホースは、全盛期のサフラであれば先程不発に終わった兜割りで、あの角ごと胴体と地面を真っ二つにしている。だが弱体化の影響で角一本すら折れなかった。

なのでボルマスは自分達がどれ程弱体化しているのかと楽しく確認も含めた、二人一組の戦いを観ていた。


「さて、弱体化の確認もこれで全員確かめたし、これからはランダムで決めていくか」

「ボルマス様、それよりも先に進んだ方が良いのではありませんか」

「それもそうだな」


マリアが先に進もうと言い、ボルマス達は先に進んでいく。




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