表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
華奢なお嬢様  作者: なつあき
9/35

華奢なお嬢様7 4歳誕生日後父目線

うちの子達は賢い。というか天才である。兄のレオンは一回読んだ本は忘れず家庭教師達はもう教えることはありませんと逃げていく。冷徹でニコリともしないで論破していく姿は祖父に似たのであろう。顔は妻のカレンに似て緑の瞳に金髪をサイドを少し刈り上げた短髪で清潔感があり将来は私の跡を継ぎ宰相になる予定だ。将来の宰相としては冷静で頼もしいが感情がでず、子供らしいことをしないレオンが心配だった。

しかし妹が生まれてからガラリと変わった。妻が身籠っている時も口先では「大丈夫ですか?母様。」と心配しているような素振りをみせていたのだが無表情なのだ。

だが生まれてきたリリーを一目見て笑ったのだ。「かわいい、僕の天使だ」と笑顔で、リリーの側から離れようとしない。


レオンはリリーのお世話を妻と一緒にした。子育ての本を読みあさり、それでもわからない所は子育て経験者の使用人達に意見を求めるようになった。以前とは違い分け隔てなく会話をするようになり、使用人達の楽しそうに働く姿が見受けられるようになってきた。カレンもレオンと一緒にリリーの育児をするのが楽しくてしかたなく、可愛い子供達とおやつを食べたり、庭で花見をしたり。。庭から笑い声が聞こえてくる。羨ましい、、、仕事さえなければ、、、お父様も一緒にいたいぞ、、、そうだ、少しだけなら、、

ジロリ

ルイがドアの前で直立して微笑んでくる。

こわっお父様は寂しいょ、、カレン。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ