戦帝再誕
人数が多い、何人倒せば終わるんだ!?この間にももしかしたら何かの魔法陣が描かれてるかもしれないのに…!
「どけよ有象無象が、お前らの主人と直で話させろ…お前らじゃ話にならねぇ!」
もう…無理なのか、和平が無理なら諦めるしかないのか?くそっ…多すぎる、喰わずに体術と奪った武器、自分で出した武器。明らかにジリ貧だ…!
「どこ行きやがった隼人は、お前ら邪魔だ、どけよそろそろ!"天元突破・魂の武具"!!もしお前らが死んだりしたら…墓ぐらいは作ってやるよ!」
天田の武具、質は少し下がるがこの量相手と弱さなんだ、十分戦える!
「放て、"多段多量炎術式Ⅱ・ファジレ"!」
「守護術式を敷け!」
っ…近づけねぇ、村が焼き払われる。時間稼ぎに付き合わされすぎた、この量…防ぎ切れるか?
「"簡易大守命結界Ⅲ"!…大丈夫だ、案外なんとかな…いやきついな、これを三回とか四回繰り返されたらもう持たない。その前に終わらせるしかない!」
大丈夫、まだ大丈夫。まだ俺はやれる、武器を保ちつつエルレタールに連絡、俺一人では分が悪すぎる。大丈夫、死にはしないだろう。耐えるだけなら大丈夫、ただまぁ少し…急ぎで頼むか。
「…なぁ、お前らなんでこんな事をする。何が不満なんだ、神になるだとかなんだとか。どういう待遇なんだ、色々教えてくれないか?俺とてこんなことはし」
「"多段集氷術式Ⅴ・アレスリグレード"!!」
聞く耳なしか、なんなんだ一体、何の利益があって信仰してる。強制か?洗脳か?それともなんだ、こいつら神の為に動くなら利益なしでも喜んでって感じの人間なのか、この世界の奴は。
「どうせ喰われるんだ、お前らこんなことやめろ!そしてどうしてこんな事をしてるか教えてくれ、なんでお前らは色んな村を壊す神の為に動くんだ!?」
聞き出せたらラッキー無理ならそのまま現状維持、どうだ…!?
「わかっている、貴様が何を考えてこんな質問をしているか、しかし教えてやろう。私たちは勇者様を信じる者、勇者様の求めなら、それがなんであれ実行するのみ。」
「おい、だったら俺たちだって勇者だぞ、なんであいつらに従う!?」
「嘘をつけ、我らにはわかる。勇者様の力の一部を受け、それを受け継ぐ種族なのだ、我らを愚弄する気か貴様。勇者のみに許された魔法、いくら貴様であれ知っているだろう。我ら一人一人、与えられた力がある、それを集めれば撃つことを容易。だが我は種族の中で選ばれし者、誰よりも優れている、勇者などではない貴様など、一捻りだ!"究極炎神魔法・オルタナフレア"!!全てを一点に集中させ、極大の一撃を放つ、止められまい!!」
は………やい?腕に…?穴が、でも…熱くない、冷たい?え…何が、身体が…燃えていく、何が起きている?身体が動かない、拘束されてるわけじゃない、全てがゆっくり動いている、なんなんだ、何が起きている?取り敢えずこれ以上進行しないように消化を…腕が動かない?いや違う、ゆっくり、ゆっくり動く。全身に燃え広がるのも時間の問題、だが動かない、何故…何故。あの教徒もそうだ、なんで何かもがゆっくり…まさか俺…死ぬのか?だが走馬灯なんて見えないぞ、そうだ、燃え広がる前に切り落とせ。まてよ、そんなことして治らなかったどうする。…時を止める、可能性の一つとして発動さしておこう、時が止まるまでの時間が掛かり過ぎる…これじゃあ間に合わない。なら無理だ、考えろ、考えろ、考えろ考えろ考えろ考えろ。………ある、一つ。今は肘あたり、やれる。なによりも早いスキルを俺に!"瞬光刃"…
「思っていたよりも進行が早い、だか問題ない!俺の異形化の方が早い!"ソウルイートパラダイス"!!」
進行中の炎を喰い、安全に異形化させる。したら完治、問題はここから、あいつをどう止めるかだ、半端な戦いじゃやり返される。援軍は少し遅れてきてくれるとありがたいが…
「お待たせしました王!挟み撃ちにするぞ皆のもの!進めえええぇ!!!」
そうくるか…どうしてだろうな、なんで…こんなにタイミングが悪いぃ。まあ仕方ない、それならそうと割り切って全員牢に押し込んでやる!
「誰も殺すな、全員貴重な情報源なんだ!爆炎………あれ、あぁそうか。ならこうだ、レプリカ!"ペインレスサイズ"!!気絶させた奴を拘束する班と監視する班に6割を割け、戦闘員は1割いらねぇぐらいだ!基本暇な奴は全員守りに徹しろ!俺と…エルレタールで片付ける!」




