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ソウルイーターの救世主  作者: fatality
異世界転移編
15/162

力の根源と主導権






王からのメッセージ...今日がその日らしいが金をもらったら早く帰ろう、長居は無用だ。あの駄王のところに居続けては俺たちの頭もどうかしてしまう。

「なぁレジリア、いまからあの駄王のところに行くが何かあればすぐ言ってくれ、即撤退だ。何があるかわからんからな。」

「わかりました、警戒しておきます。」

「よし、それじゃあ行こう。気は進まないがな。」

________________

「なぁ、翔也はもう帰ったのか?」

「いいや、そもそもまだ銀貨も支給されていない。気長に待とうぜ。」

「僕にはわかりませんがね、どうしてあなたみたいな人が支援されるのか。」

「神は分け隔てなく慈悲を与えてくださいます、それがたとえ魔物であったとしても、あなたが人類よ味方である限り。」

「どうでもいいよそんなこと、以前のこと忘れたわけじゃあないからね。やり返される覚悟はできてんだろ。」

こいつら、俺に対する敵対心が増えてないか...?あの変な女、凛とか言ったか、俺に対する当たりが凄い強いな...魔物扱いじゃないか。玲とかいうやつに関しては以前...翔也の弾の被害者か?それに関してだけは申し訳ないな。

「で、翔也は一緒じゃないのか?それとその綺麗な女性...あの時の子かい?」

「翔也とは途中で別れた、そしてこの子はレジリアだ。ここに居続けるとなんでかここの奴らは不機嫌になるからな。」

そうだ、だからこいつのためにも早くここは去らないとな。

「また貴様は絶華族であるそいつを連れてくるとはな、貴様我を愚弄する気か。」

「何を言ってんだお前、王でもないのにそんな権利お前にあるわけないだろ。」

そうだ、こいつは偽物、そんな権利ないだろうが!

「まぁいい、翔也が来んから貴様らだけに金は渡そう。受け取れ、そして文也、貴様は受け取れば早急にここから去れ、よいな!」

「言われなくても、こっちもおんなじ気持ちだ。それじゃあな、お前ら。」

腹が立つが仕方ない、銀貨の量も見てわかるほどの差だ、俺は...せいぜい銀貨百五十枚か。

「大丈夫ですよ、文也様。あんなところから早く帰れただけよかったじゃないですか。それよりその力を扱えるようになるために時間を使う方がよっぽどいいですよ。」

「それもそうだな、それにレベルの上限も近いうえに将来的に2人じゃ辛いだろうからな...その辺りも考えておこう、その方がレジリアの負担も減るだろ?」

「...私は別に大丈夫ですけどね...。」

「そうか、うん、わかった。ならそれの件はまた今度にしよう、いつか翔也も帰ってくるしな...、どうした?そんな顔をして。」

「なんでもありません...!」

よく...わからんな。

それよりも次の魔物の侵略は多分三ヶ月後以降は確定だ、それに魔物の襲来じゃなくこれは侵略という方が正解だろう。魔物が洞窟やら制圧した村に住むと聞いた、この力は俺には過ぎたる力かもしれない、それでも俺はこいつを喰らわなければならない!!周りの被害も考えてここにいたがレジリアは付いてきてしまった、だから。

「なぁレジリア、俺は今から相当に危険な橋を渡ることになる。もし何かあれば」

「大丈夫です!文也様なら出来ます!何をしようとしているかはわかりません、それでも、文也様なら出来ます!」

...そうか、なら、やるしかないな。いつの日か、誰かにそんなことを言われた気がするよ。元いた世界のことが忘れてきている...何か大事な人に...似たようなことを...いや違う、今はそんな事を考える時じゃあない!

「離れてろレジリア!!今から俺がするのは主導権を賭けた闘いだ!!力の根源はこいつじゃあない!俺にある!!来い、ソウルイーターアァァァァァァ!!!!これは俺の力だ!これは俺の身体だ!!てめぇに渡すかぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

「その時を待っていた、強欲な身の程を弁えぬ人間っ!!!我を喰らえると思うな、思い上がるなあぁぁぁぁぁ!!!!!」

「思い上がりなんてしちゃあいない、俺はお前を喰らってみせるさ!お前が俺の中に居るってことは俺はお前を喰らえるだけの器があるってことだろ!!俺は俺の意思でお前を使ってみせる!!!」




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