【11】 退職を賭けた運命の現地調査
丹沢「決めつけないでください!」
後方で稔江と戸部がつぶやく。
稔江「黙っとけばいいのに……」
戸部「まあ、丹沢らしいけどね」
鬼塚「今すぐ現地へ行って調べてこい! 住んでいる証拠を掴むまで帰ってくるな!」
丹沢「はい」
鬼塚「結論は今日中に出せ! 今日中だぞ!」
若石(今日金曜日ですよ!? 無茶苦茶だ……)
春菜(完全に丹沢さんをハメて辞めさせたいのね)
鬼塚「もし住んでいなかったら、月曜朝一番で職権消除の告示だ! そして……責任を取って退職願を出せ!!」
丹沢「……」
鬼塚「聞こえんのか! 返事をしろバカタレが!」
丹沢は拳を強く握りしめ、
鬼塚の目を真っ直ぐに見つめ返した。
丹沢「分かりました。速水爽香が住んでいなかったら、退職願を出します!」
周り「「ええーーーーっ!!?」」
住民課内に、
悲鳴に近い歓声と驚愕が走った。
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【後書き】
最後までお読みいただき、ありがとうございます。心より感謝申し上げます。m(__)m
本作の舞台は、誰もが一度は訪れたことのある「市役所の窓口」です。
そこで繰り広げられるのは、胃を痛めながら奮闘する一人の職員丹沢純也です。
トイレのシーンは、丹沢純也と井手五郎という世代を超えた「下痢友達」が、
住民課長と戦う丹沢のささやかな救いとなっています。
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【作者からのお願い】
最後までお読みいただきありがとうございます! 番号札の謎から、まさかの「退職をかけた居住実態調査」へと発展してしまった丹沢……。
果たして爽香は本当に住んでいるのか、それとも丹沢は本当にクビになってしまうのか!?
もし「この二人の掛け合い、もっと見たい!」「丹沢、クビにならないといいな……」と少しでも思っていただけたら、ページ下の【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして応援していただけると、執筆の大きな励みになります!
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