表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/22

# 第13話 ## 「ミーナの秘密」

# 第13話


## 「ミーナの秘密」


山頂は炎に包まれていた。


---


七災将・グレン。


---


伝説の英雄ガイアス。


---


二人の戦いは人間の領域を超えていた。


---


ドォォォォォン!!


---


剣がぶつかる。


---


山が揺れる。


---


空が裂ける。


---


「すごい……」


エルナが呟く。


---


セシリアも言葉を失う。


---


修司も見ていた。


---


だが。


---


その隣で。


---


ミーナだけが震えていた。


---


「ミーナ?」


---


修司が呼ぶ。


---


ミーナは下を向いていた。


---


「ごめん……」


---


「何がだ?」


---


「私のせい……」


---


その声は小さかった。


---


いつもの元気がない。


---


修司は隣に座った。


---


「話してみろ」


---


ミーナは唇を噛む。


---


そして。


---


覚悟を決めたように顔を上げた。


---


「私……」


---


「普通の獣人じゃないの」


---


静寂。


---


ルナが目を閉じる。


---


知っていた顔だった。


---


ミーナは続ける。


---


「お母さんが教えてくれた」


---


「私の一族は昔」


---


「獣王を守る一族だったって」


---


修司は黙って聞く。


---


「でも」


---


「みんな殺された」


---


エルナの顔が曇る。


---


セシリアも拳を握る。


---


ミーナは震えていた。


---


「だから隠れて生きてきた」


---


「誰にも見つからないように」


---


「ずっと一人で……」


---


その時だった。


---


ポン。


---


修司がミーナの頭に手を置く。


---


「もう一人じゃない」


---


ミーナの目が大きくなる。


---


「え?」


---


「仲間だろ」


---


ミーナの瞳が潤む。


---


「でも私がいると」


---


「面倒事ばっかりだぞ」


---


修司は笑った。


---


「今さらだ」


---


エルナも笑う。


---


「確かに」


---


セシリアも頷く。


---


「規則です」


---


「何の規則だよ」


---


「仲間を守る規則です」


---


「また作ったな」


---


少しだけ。


---


ミーナが笑った。


---


その瞬間だった。


---


ドォォォォォン!!


---


遠くで爆発。


---


全員が振り返る。


---


ガイアスが吹き飛ばされた。


---


「師匠!」


---


修司が叫ぶ。


---


グレンが立っている。


---


ほぼ無傷で。


---


「楽しかったぞ」


---


炎が揺れる。


---


ガイアスは立ち上がる。


---


しかし。


---


肩から血が流れていた。


---


初めてだった。


---


ガイアスが傷つく姿を見たのは。


---


「まずい……」


ルナが呟く。


---


グレンは笑う。


---


そして。


---


ミーナを見る。


---


「次はお前だ」


---


炎の翼が広がる。


---


一瞬で距離を詰めてくる。


---


速い。


---


誰も反応できない。


---


ミーナが目を閉じた。


---


その時。


---


修司が飛び出した。


---


「修司!」


---


グレンの拳。


---


修司の拳。


---


正面衝突。


---


ドガァァァァン!!


---


大地が割れる。


---


修司は吹き飛ばされた。


---


だが。


---


止めた。


---


グレンの動きを。


---


「ほう?」


---


グレンが笑う。


---


「面白い」


---


修司は立ち上がる。


---


腕は痺れている。


---


痛い。


---


圧倒的な力の差。


---


それでも。


---


後ろには仲間がいる。


---


守りたいものがある。


---


頭の中に文字が現れる。


---


【守護者 Lv1 獲得】


---


【人望 Lv3→Lv4】


---


【覚悟 Lv1 獲得】


---


修司は拳を握る。


---


そして。


---


ゆっくり言った。


---


「ミーナには」


---


グレンが笑う。


---


「なんだ?」


---


修司の目が燃える。


---


「指一本触れさせない」


---


空気が震えた。


---


仲間たちが息を呑む。


---


その瞬間。


---


修司の体から淡い光が溢れ始める。


---


ガイアスが目を見開く。


---


「まさか……」


---


ルナも驚く。


---


「未来が変わった……?」


---


何かが起きる。


---


無限成長の力が。


---


新たな段階へ進もうとしていた。


---


## 次回予告


### 第14話


**「無限成長、覚醒」**


仲間を守りたい。


その想いが奇跡を起こす!


修司の新たな力とは――?


そして七災将グレンとの決着へ!


**「俺はまだ伸びる!」**


シリーズ前半最大の激闘、開幕!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ