第11話 ユニークスキル
さて、腹も膨れてスキルも使いこなしてきた。
後はユニークスキルだな
裏庭に周り辺りをよく見回した。
よし、誰もいないな
「ステータスオープン!!」
――――――
名前:佐藤 奏
称号:巻き込まれし者 創造主の傘下
レベル:3
HP:30
MP:30
攻撃力:30
防御力:30
俊敏:30
ユニークスキル
女神と対話
スキル一覧
融合の手 Lv.MAX 付属の手Lv.MAX 探索の目Lv.MAX
導出の手Lv.MAX 鑑定Lv.MAX 鉱物の好物Lv.MAX
調教師Lv.MAX 記憶力増加Lv.MAX 魔法全方位解放
錬金術Lv.1 MP上限解放
――――――
また地味にレベルが上がっている。
ユニークスキルに指先を合わせた
「鑑定」
《女神と対話》
(女神を思い、強く願った時、夢の中でのみ女神と対話出来る)
「夢の中か・・・」
聞きたい事は山ほどある、一番聞きたいのはやはり
地球に帰れるか・・これになる。
けど、この中途半端なまま、知らない振りをして帰るのか?
領を整えたら帰るか?
あの高校生達は?一緒にかえるのか?
いや、考えてもキリがないな。
今は見なかった事にしよう
「スキルも使い方が分かったし、そろそろ村に視察しに行きますか!」
大きい独り言を呟いてからクロエちゃんを探しに屋敷に向かった。
何回見てもボロ屋だな、いや廃屋か?
この屋敷も早く手を加えたいなー
クロエちゃんが遠くからバケツ?とモップを持ってこちらに歩いていた
「クロエちゃん!ちょっと時間ある?」
「カナデさん!はい。何なりとお申し付け下さい!」
「村を見て周りたいんだけど、案内お願い出来る?」
「もちろんです!カナデさん!今向かわれますか?」
「出来れば」
「では、これを置いて来ます!すぐにご案内します!」
「そんなに慌てなくても平気だよ、門の入口に居るから、準備が出来たら頼む」
「はい!ではスグに!」
せっせと片しに向かってしまった。急がなくてもいいのに
先に門へと向かった。
あれ?これ、デートみたいだ!うはー
待ち合わせして、街・・じゃなかった、村をブラブラする!
ほぼデートだな!しかしスマートな誘い方だった。我ながら素晴らしい!
「カナデさん!お待たせしました!」
クロエちゃんは小走りにこちらに向かって来た
ハァハァと息を荒くしているメイド!クゥ~
「大丈夫だ。俺も今来たとこ!」
テンプレートだが、今言わなくていつ言う!
「そうですか?先に向かわれたのでは?」
「あっ・・いや、あまり深く突っ込まないで・・ください・・」
屋敷をでると田園畑、風が気持ちいい
今は春かな?
「スペランツァ領は四季があるのか?例えば汗をかくぐらい暑い日が続いたり寒かったり」
「シーキ?は分かりませんが、季節はございます。今は火の季節になります。温かい日が続き、一番過ごしやすいです。もう少し日が立つともっと暑くなりますが」
「ヒの季節か、光?炎?」
「炎になります」
なんか、日本語っぽいなー
漢字を使ってるし、日って一日だろ?単位が同じなのか?
後でアシュリーに聞いてみるか、異世界人を秘密にしたいみたいだし
そこも含めて
田園地帯っといってもそこまで広くないが、抜けると商店らしきものがポツポツとある、ボロボロだが
「これは商店があったのか?」
「ここは領土で最も栄えた場所でした。武器屋や服屋はもちろん、屋台もたくさんありましたし、ここに来れば何でも揃いました。すごく活気もあって見て回るだけで半日はかかります!」
思い出したのか、クロエちゃんの目には以前の街並みが写っているようだ
「そうか、早く戻るといいな」
「・・・・・・・・・・・・はい」
商店街を抜けると民家があった。多分高級住宅街だろう
一件一件が大きい
「家がない領民は寝たり食ったりはどうしてる?」
「家は親族や近所に住んでいた者達で身を寄せ合って暮らしています。馴れない集団生活で疲れている者が多いと聞いておりますが」
あの疲れきった顔が浮かんだ。
やっぱり早々に家を建てなければならない
「早めに手を打とう、家を沢山建てて元のように暮らせるように」
「カナデさん・・私もできる限りお手伝いします!」
「ああ、手取り足取り腰と・・ゴホンゴホン。よろしくお願いします」
「はい!」
いいのか?クロエちゃん
いいのかい?
ゴホンゴホン 何でもないです




