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裁縫術師の人形遊び(ドールアート)  作者: クリームソーダ
1/5

俺がこの世から消えたワケ

超絶未熟者のほぼ処女作でございます。

 俺、長田 黒無には、家族以外の誰にも言えない秘密がある。それは…

「あー今日も可愛いなぁー(スリスリ)」

子供の時にもらったぬいぐるみを、未だに手放せていないのである。

 特に狐の『コン』が大好きで、時々抱き枕代わりにしているくらいだ。

 もちろん、これがイレギュラーであることは重々理解している。しかし、そこはどうでもいいのだ。

 「黒無ー、そろそろ学校行きなさーい!」

 「はいよー」

こうやって毎日ギリギリまで愛でてから学校に行くのだ。


 ある夜更かしした次の日、目覚めると、ぬいぐるみ達がベッドになかった。

「えっ!?コン達は!?」

とそこに母親の声

「あのぬいぐるみはさっきゴミに出したわよー。流石に汚くなってたからねー」

 えっ、ちょっ…

「何してくれてんの母さん!」

 俺は急いで家を飛び出した。ゴミ収集車は目の前の道路の向こうに着いたばかりだ。

 「良かった、間に合っ…」

 『ブーーー!!』

 「ほぇっ?」

 目の前には、銀色に輝く鉄の塊。それ以降の記憶は、無い。

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