第2遭遇
話の始まりはその日の昼休み。
昼食後の満足感を窓際のポカポカの陽射しの下味わっている時だった。
それなりに騒がしい教室の中が一瞬静まり返る。
「おや、珍しい」
私の前の席に陣取り、今ハマっているというクロスワードパズルを解いていた才華ちゃんが小さな声を出した。
今のこのデジタル時代において雑誌のクロスワードパズルにハマっている才華ちゃん、素敵です(笑)
170弱ある羨ましい身長に”ぼんきゅっぼん”なおいしそうなプロポーション。
全体的に色素が薄いのか、背中の半ばまである髪は染めてもいないのに柔らかな栗色。
肌も白いんだけれど、最大の魅力はその瞳!!
才華ちゃんの切れ長の瞳には非常に色香漂っているわけです、はい!!
・・・・・・どうしてこんなに力が入るのかというと、それは私が才華ちゃんとは対極の位置にいあるからです、トホホ。
私こと「沢井 彩音」は友達以外には「地味」な印象しか与えない、そんな感じの人間です。
身長152cmと現代の日本人女性の平均身長を遥かに下回る身長に、太くも細くもないけれども胸は淋しいプロポーション。
髪は真っ黒のショートボブに・・・・・・垂れ目です。
ええ、才華ちゃんのような切れ長の瞳でなく、垂れ目です。
それを隠すように黒縁のメガネ。
いや、実際視力は悪いのでメガネは顔の一部なの♪ なわけで。
それに地味な顔のちょうど良いアクセントにはなるんですが
・・・・・・とりあえず、少し悲しくなったので才華ちゃんが見ているほうに視線を向けてみる。
そこは教室の入り口なんだけれど、見慣れない人がひとりいた。
「王子様じゃないですか」
そう、そこにはこの学園の”王子様”と呼ばれる人が立っていたのでした。
ここまで読んでいただき、感謝多謝vv




