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テトの冒険  作者: ともピアノ
30/49

剣士と魔導師

アーーーーーーーースゴイ疲れた。


クゥッーーーーーー全身麻痺してる、しばらくは、動けな


いな、ヒナーーーー。


ケアルしたのに、気力までは、回復は難しい。


ヒナは肩で呼吸してる。


・・・・考えたら、考えたら、ヒナより僕が疲れたな。


だって、ピラニアのあの、水の中を自由奔放に動き回るの


と僕は格闘したんだから。


釣り竿を操り握り引く手も、足腰を支える姿勢の強靭も、


ピラニアを釣るタイミングの、バッチリさも、どれをと


っても僕の方が、・・・・・・・大変だった。


と、思いたい。


でも、今のヒナの様子を見たら、・・・・・・・・ヒナの


方が断然、疲れてるな。


ヒナーーーー、お疲れさま、ヒナーーーーイイぞ。


本当ヒナと、僕のダイダイダイダイ共同作業だった。


クゥッーーーーーーーーーーーーー、気力、不足だけど、


ヒナをほめよう。


ヒナーーーー、スゴーーーーイ、スゴーーーーイ、ガンバ


ッタなーーーー。


あれだけ、五十匹も、五十匹もだよ、飛んで来る、動き回


る、釣り糸の垂れたピラニアを木の棒で、叩き続けるなん


て、・・・・・・・・感動だよ、感激して泣きそうにな


る。


親になった気分がして来るよ。


ヒナーーーー、良くやった、良くやったぞーーーー。


良くやったぞー、良くやったぞー、良くやったぞー。


お父さんは嬉しい。


父じゃないけど、良くほめてやりたい。


感動、感動、感動、感動、感激、感激、感激、感激。


ヒナは、・・・・泣いては無かったか。


少し、残念だー。


ヒナー、泣こうよー、・・・・こういう時は、大体、泣い


て、泣いて、肩を抱いて、歌を歌ったりするんじゃないの


か。


歌、歌は歌わんよー。


ヒナじゃないし、僕には、歌は、ちょっと厳しい。


歌はやっぱり、ヒナが、歌った方がイイーーーー。


また、聞きたいなー、ヒナの歌。


ケッコウーーーーキツかったなー。


ヒナは、・・・・髪をブラシで手鏡を見ながら、といてる


な。


・・・・疲れても、髪は大事なんだな。


・・・・僕はそんなに、気にならないのに。


・・・・そのままでも、カワイイのだけどー。


・・・・もっと、もっと、パーマをほめれば良かったな。


・・・・・・・・動画、ヒナを動画、撮りたいなー。


そうか、・・・・スマホ、使えないし。


んー、んー、んー、ダメだ、動画、撮りたいなー。


・・・・ヒナのスマホを使って、・・・・アーーーーダメ


だ、ダメだ、また、勝手な事して、・・・・ヒナを怒らせ


てしまう。


気をつけないと、危ない、危ない。


ヒナーーーー、まだ、髪をブラシで、手鏡を見ながら、と


いている。


いや、でも、スゴイーーーー、集中だーーーーーーーー。


僕が、剣の練習をする時ぐらいの集中だー。


眼が、鋭いと言うより、厳しいと言う感覚かな。


髪を一本、一本、慎重に、カールを揃えている。


特に前髪は何度も、カールを確認してる。


そして、前髪から横髪へと手が動いて、・・・・色々だ


ー。


・・・・肩は凝ってないかなー。


今、肩をもむのは、・・・・必要ないか。


声掛けぐらいは、イイかな。


「ヒナーーーー、・・・・疲れたなー」


テトは、何か話したそうに、話し掛けた。


「ふんーーーー」


ヒナは髪をとくのに、夢中である。


そして、タオルハンカチをテトに渡して、川で濡らして来


るように頼む。


テトは、ヒナが適当な応答しかしないのに、ガッカリしな


がら、川へ、タオルハンカチを濡らしに行く。


アーアー、ヒナが、あんまり、機嫌良くないなーーーー。


アーアー、何か話したいのに、・・・・集中してる見たい


だし、・・・・もう少し、待つか。


・・・・・動画、動画撮りたいのになーーーー。


・・・・・とりあえず、このタオルハンカチを渡し


て、・・・・これ、何に使うんだー。


「ヒナーーーー、はい、コレっ」


テトは濡らしたタオルハンカチをヒナに渡す。


どうするんだろう。


ヒナが髪とくのを止めて立ち上がった。


アーーーー、赤いワンピースねーーーー。


汚れたもんね、・・・・結構、ドロドロだねー。


しばらく、ヒナは、タオルハンカチで、汚れた、顔の周り


や、赤いワンピースを拭いていた。


そして、座って、エーーーーーーーーーー、また、髪をと


くのーーーーーーーーーーーーーーー。


・・・・もう、充分じゃないのか。


ヒナーーーー、髪はもうイイと思うけどなーーーー。


話、話、出来ないかなーーーー。


・・・・何か、カワイイなーーーーーーーーーー。


とっても、とっても、とっても、とっても、大好きだなー


ーーーーーーーーーーーー、ヒナーーーーーーーーー。


・・・・動画、動画、動画撮りたいけどなあーーーーー。


「ヒナーーーーーー、ドロ、落ちたねー」


「うんーーーー、汚れちゃったー」


ヒナは、ブラシで手鏡を見ながら髪をといている。


んー、んー、んー、少し、会話になったけど、髪をとくの


に、必死だなーーーー。


ヒナって、チャンとしてるんだなー。


あんまり気にしてなかったけど、・・・・王女だもんな


ー。


あっそう言えば、シュルトとか言っていた子と仲良いんだ


よなーーーー。


でも、ケッコウ、アレは、苦戦だった。


ヒナにシュルトの事聞いて見ようかな。


・・・・髪をといているなー。


「ヒナーーーー、ヒナーーーー」


テトはヒナに、振り向いて欲しくて、呼ぶ。


「んー、んー、ちょっと、待ってて」


ヒナは髪を手鏡を見ながらといている。


ヒナーーーー、ヒナーーーー、ヒナーーーー。


んー、んー、んー、んー、話してくれないかなー。


アーーーーさっきまでの共同作業の楽しさは。


ドコイッターーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。


ヒナ、ドコイッターーーーーーーーーーーーーーーーー。


動画、動画、撮りたいよーーーーーーーーーーーーーー。


時間は戻せないかなーーーー。


ヒナーーーー、ヒナーーーー、ヒナーーーー。










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