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テトの冒険  作者: ともピアノ
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剣士と魔導師

細マッチョと取り巻きの小太りと中肉中背は、いつも一緒


で連んでいた。


何をするにも、三人は、三人の絆は強かった。


今、目の前で、仲間が、細マッチョが、倒れているのに、


底知れぬ怒りが込み上げている。


言葉では表せない、怒り。


二人の予想では、細マッチョが、簡単に仕留めると、それ


しか、考えがつかなかった。


それが、今、目の前で。



「ファイヤ、ファイヤ、ファイヤ、ファイヤ」


右側からと。


「ファイヤ、ファイヤ、ファイヤ、ファイヤ」


左側からと。


二人の無言の連続攻撃が続いている。


テトは全部は避けきれず、何発か身体に当たっていた。


が、しかし、倒れる程のダメージが無い。


どいう事だ。同じ攻撃なのに、・・・・何かが違う。


「ファイヤ、ファイヤ、ファイヤ、ファイヤ」


「ファイヤ、ファイヤ、ファイヤ、ファイヤ」


攻撃が左右から連続で来るが、・・・・避けなくても行け


る感じがする。


右側の火の玉、左側の火の玉と交互に剣で払うんだ。


ヨシっ、ヨシっ、行ける、行ける、行ける。


ヨシっ、ヨシっ、行ける、行ける、行ける。


「ファイヤ、ファイヤ、チィッ・・・・」


「ファイヤ、ファイヤ、チィッ・・・・」


二人の連続攻撃が、止んだぞーーー。


行ける、行ける、行ける、行ける。


行ける、行ける、行ける、行ける。


「チィッ・・・・チクショウーーー」


「チィッ・・・・チクショウーーー」


完全に攻撃が止んでいる。


んー、・・・・魔法の力が尽きたのか。


ヨシっ、今だーーーーーーーーーーーーーーー。


「グアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」


「グアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」


二人に交互に剣でミゾウチをくらわした。


中肉中背と、小太りの二人はそれぞれ尻もちを着いた。


だが、直ぐに立ち上がり、攻撃をする。


「チッ・・・・ファイヤ、ファイヤ」


「チッ・・・・ファイヤ、ファイヤ」


んー・・・・そうか、んー・・・・そう言う事か。


「チッ・・・・ファイヤ」


「チッ・・・・ファイヤ」


攻撃が、・・・・出来ないのか。


攻撃が、・・・・出ないんだ。


さっきのヤツとは魔法のレベルが違うんだ。


確かに、最初から、スピードも、火の玉の威力もおかしか


った。


火の玉が当たるまでの時間も遅かった。


当たっても、痛みが、耐えられた。


今は、・・・・魔法が尽きたようだ。


「チッ・・・・・・クソーーー」


「チッ・・・・・・クソーーー」


魔法が尽きたな。


「チッ・・・・・・クソーーー」


「チッ・・・・・・クソーーー」


「オーーーイ、オーーーイ、もう終わりなのかーーー」


「・・・・・・・・・・」


「オーーーイ、オーーーイ、もう終わりなのかーーー」


「・・・・・・・・・・」


何度、呼んでも、返答がない。


二人は、攻撃を止めて、細マッチョの方へ向かう。


「大丈夫かー」

「もう・・・・止めよう」


二人は細マッチョを、起こしながら声掛けている。


「オーーーイ、オーーーイ、もう終わりなのかーーー」


「・・・・・・・・・・」


「オーーーイ、オーーーイ、もう終わりなのかーーー」


「・・・・・・・・・・」


どうしたんだ、・・・・終わりでいいのか。


どうしたんだ、どうしたんだ、どうしたんだ。


「オーーーイ、オーーーイ、オーーーイ」


「チィッ、チィッ、チィッ、チィッ」


「どうする、・・・・どうする」


細マッチョと、中肉中背が、話し合っている。


細マッチョは、二人に肩を貸してもらわないと立てない損


傷を受けていた。


二人の方は体力に影響はないが、魔法が再度使えるには無


理があった。


「オーーーイ、オーーーイ、オーーーイ」


「チィッ、チィッ、チィッ、チィッ」


「オーーーイ、もう終わりにしよう」


「チィッ、チィッ、チィッ・・・・」


安心したのか、テトは三人の所に向かった。


「チィッ・・・・チィッ・・・・」


「どうする、・・・・それとも続けて・・・・決着をつけ


る。・・・・三人一緒でもいいよ」


テトは剣を構えるそぶりをする。


「チィッ、チィッ、チィッ、チィッ」


三人は無言でテトをにらんだ。


「チィッ、チィッ、チィッ、チィッ」


何だよ・・・・なんか言えよ。


・・・・返事しないと言う事は・・・・終わりだねーー


ー。


ふうーう、ふうーう、疲れた、疲れた、疲れた。


ふうーう、ふうーう、疲れた、疲れた、疲れた。


「チィッ、チィッ、チィッ、チィッ」


細マッチョを支えながら、三人は無言で、テトの側を


歩いて行く。


「チィッ、チィッ、チィッ、チィッ」


「オーイ、オーイ、次は、もっと、もっと、強くなるから


なーーーーーーーーーーーー」


「チィッ、チィッ、チィッ、チィッ」


三人はテトの声を無視して後ずさりして行く。


「オーイ、オーイ、オーイ、オーイ、・・・・」


「チィッ、チィッ、チィッ、チィッ」


ヤッターーーー、ヤッターーーー、ヤッターーーー。


・・・・ヤッターーーーーーーーーーーーーーーー。


ヤッターぞ。


けっこう、苦戦したが、・・・・切り抜けた。


一時は・・・・無力に感じたが、・・・・どうにか対応出


来た。


何か、成長したな。


剣、と、魔法か・・・・初めてな体験だ。


今でも・・・・手にズシリと感覚がある。


・・・・重い、・・・・震えてきた。


・・・・んー。


「テートーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」


「ヒナっ」


細マッチョが・・・・


「ヒナーーー」


テトが手を振っている。











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