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第5話

******************************


質問:「部活動紹介で新入生にたくさん入ってもらうには、何をしゃべったらいいでしょうか?」


回答:

 何がメリットと感じられ、何がデメリットと感じられるかなんて、フタを開けて見ないと分からないものです。

 ですから、判断材料は惜しげもなく出来る限り多く出しましょう。

 活動時間、活動場所、昨年度の主な活動実績、部員の男女、学年別の人数など、まずは、主観的なものが入り込みようがない客観的なデータ。

 そして、部活の雰囲気やノリ、目指しているレベル(高いのを望む人も居れば、まったりやりたい人も居ます)など数値化できないデータ。

 小細工は裏目に出たとき後悔します。

 正々堂々、公明正大に。


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質問:「最後まで諦めないことが大切な理由を具体的に教えて下さい」


回答:

 宝探ししてる人っていますよね?徳川埋蔵金とか。

 宝がこの先に埋まっていると信じて穴を掘っているとします。

 かなり掘ったけど出て来なかったとしましょう。

 さて、どうするか?

 諦めて別のところを掘るのか?

 諦めずに、まだ掘り続けるのか?

 宝は、ほんの数センチ先にあるのかも知れません。

 宝は、その先には無いのかも知れません。

 宝が、ほんの数センチ先にある場合、諦めなければ宝が出ます。

 宝が、その先に無かった場合、諦めなければ努力は無駄になります。


 諦めないことが悲劇を招くこともあります。

 探検隊や登山家などです。

 諦めなければならないところ、引き際を誤って命を落とした例はたくさんあります。

 また、遭難した場合、最後まで諦めなかったことにより、生きながらえた人もいます。


「最後まで諦めない」

 とひと口に言いますが、その「最後」とは何でしょう?


 例えば、受験であったら、その「最後」をどこに設定するべきでしょうか?

 願書を出す時期になっても、合格判定がEだった。

 いやいや、最後まで分からない。直前になって成績が跳ね上がるかも?

 志望校は超高いままで!

 これでは、引き際を誤った探検隊です。

 「最後」は、願書提出に設定して、その時の学力に合わせた志望校を選ぶべきでしょう。


 「最後まで諦めない」

 は確かに大切なんですが、「最後」のときを見誤ってはいけません。


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質問:「家事が忙しくて余裕がありません。問題を抱えている家族にどう向き合って行ったらいいのでしょうか?」


回答:

「どう向き合っていったらいいのか」

 とおっしゃいますが、向き合い過ぎです。

 もう少し向き合わないことを考えましょう。

 なんでもいいですから、

「いかにして逃げてやろうか?」とか、

「なんとかして楽は出来ないものか?」とか、

「あわよくばサボれないものか?」とか、

 そういう方向に思考を持って行きましょう!


 小学生のお子さんに下の子たちを見てもらえないか?とか、

 子どもたちに、逆に、お父さんの相手をしてもらえないか?とか、

 子どもたちに家事をやらせて、お父さんに監督してもらう。とか、

 やってみてはいかがでしょうか?


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質問:「出来ることなら、過去の過ちを直接あの人に会って謝罪したい」


回答:

 そうですね。

 どんなに悔やんだとしても過去は変わりません。

 残酷なようですが、それが事実です。

 なんらかの理屈をつけて、その件について気を楽にする方法もきっとあるでしょうね。

 その女性の気持ちは分かりません。

 もし、今、その女性に会って謝罪したとして、相手がそのことを既に忘れていたら、それは、ただ、相手に不快な過去をわざわざ思い出させるだけなのかも知れません。

 変えられるのは、いつだって、未来だけなのです。

 これからなすべきことが、いろいろと分かっていらっしゃるようですね。

 過去のことよりも、それに取り組んでみてはいかがでしょうか?

 過去の過ちは消せません。

 ただ、同じ過ちをしなければ、同じ後悔をしなくて済みます。

 人間は学びます。

 人間は成長します。

 過去に学び、未来を生きましょう。


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質問:「偏差値50の高校からでも国公立の難関大学に行けますか?」


回答:

 偏差値50の高校から国公立の難関大学を目指す場合、周りに流されるのも怖いんですが全国における自分の位置が掴みにくいってことも怖いんです。

 周りも国公立の難関大学を目指しているような環境なら、ちょっとサボればすぐに学年順位やクラス順位が下がって危機感が刺激されます。

 しかし周りに同じ高さの目標を持った人がいなくて独走状態ですと多少サボっても学年順位もクラス順位も落ちることはなく危機を感じることが出来ません。

 だから模試を受けるなどして全国における位置を把握したりして自分をしっかり保って頑張ってください。


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質問:「将来、看護師になったらイラストを描く余裕は無さそうだし、かといってスーパーのバイトをしながらイラストレーターを目指すのも、どうかと思っています」

回答:

 スーパーの正社員を狙ったらいいんじゃないですか?スーパーはパートさんだけで回っているわけじゃないんですよ。

 それにスーパーでPOPって見たことありませんか?お客様の目を惹くために店員さんが描いた、ちょっとした貼り紙や商品説明です。

 アレをやらせてもらえたら楽しそうじゃないですか?

 スーパーにはパートさんの方が人数は多いかも知れませんが社員だっています。社員になれば給料が良くなるだけじゃなくて福利厚生だって良くなります。

 あるいは、どうしても絵のために休みたいときに有給休暇だってもらえるかも知れません。

 馬鹿にできるほど簡単ではないし諦めるほど難しくはないと思います。


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質問:「明日、高校入試です。今までの努力がたった5枚のテストで評価されると思うと怖いです」

回答:

 いろいろな評価方法が考えられますが、たった5枚でなくて中学3年間全てで評価するとなったら、中学3年間、片時も気が抜けないってことになりますよ。そんな中学校生活がいいですか?

 それに中学校生活全てで評価しようと思ったら結局は各中学校間で差が出て不公平になるし同じ中学校内でも先生によって不公平が生じるでしょう。

 結局、入試という一発勝負が昔から使われて来たのは色々と欠点がありながらも一番「公平」だからなんでしょうね。

 入試で何を尊重するか?いろいろと考えられますが昔から入試で一番大切にされて来たのは「公平さ」なんです。

 確かに今まで頑張って来たことが、たったの1日、5枚のテストで評価されてしまう。それは怖いことかも知れません。

 でも、それは他の受験生もみんな同じ。だって「公平」だから。入試で最も重要視されているのは公平。

 公平に正々堂々と戦って来て下さい。大丈夫!努力は裏切りません。あとはいかにして実力を出すかです。リラックスして行きましょう!


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質問:「友達が10年以上前から真剣に夢見ていた職業に就きたくなってしまいました。馬鹿にしていると思われるでしょうか?」

回答:

 ソイツがどんなに前からその職業を目指していて、その思いがどんなに強固で純粋で気高かったとしても、あなたの思いにケチを付ける資格は耳かき1杯、いや砂粒1つもない!

 あなたがその職業をいいと感じた心には誰1人踏み入ることは許されない!だって、それはあなただけのもので、あなたにとって紛れもなく本物だから!

 ソイツの性格も何も知らずにソイツがどう思うか?なんて予測不可能!だけど関係ない!ソイツの思いがどれだけだろうと、あなたの人生の選択にケチを付ける資格なんざぁ、これっぽっちもない!気にするな!


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質問:「学校の先生が『俺の授業つまらない?』と聞いてきます。『つまらない』と答えると、どこがどうつまらないかしつこく聞いてきます」

回答:

 つまらないと答えましょう。

 どうしてつまらないか聞かれたら「どうしてつまらないかは分かりません」といい「ただ、こういう風につまらないです」と答えましょう。

 たぶんそれだと文句を言ってくると思いますが「私たちは料理人ではありませんから料理が美味しいか美味しくないかは分かっても、なぜ美味しくないかは分かりません」と答えましょう。

 それでも何か言って来たら「授業を面白くするのは私たちじゃなくて先生の仕事です」まで言ってやりましょう。


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質問:「なぜ、学校では『分からない』やつのことまで分からなければならないんですか?」

回答:

 別に「分かる」まで行く必要はないと思います。存在を容認するだけでいいんです。なんか超上から目線ですが誰にも言わなければいいことです。

 排除しようとしたり同調させようとしたり無視しようとしたり、とにかく気にくわないことを体現しようとするから揉め事に発展するんです。

 「まぁ居るよな。ああいう奴」と学級あるあるの1つとして容認してしまえば腹も立たないでしょう。分からなくていいから諦めましょう。


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質問:『いじめを見て見ぬふりするのもいじめ』だと言う人って害悪ですよね?


 『いじめを見て見ぬふりするのもいじめ』


 それを真っ正直に受け止めて行動して実際にいじめられた人もいることを考えると簡単に言っていい言葉ではないと思います。


 少なくとも実際に、その立場に立ったこともないのに口にするのは卑怯極まりないと思います。


 その立場に立って見て見ぬふりをしたことがあって言うのは何をか言わんやです。


 いじめを見ている人が何も思っていないとは限らない。


 胸を痛めて、それでも怖くて苦しんでいる人にお気楽にこの言葉を発する人は軽蔑します。


 何も思わない、もしくは面白がっている。そういった人だけに、この言葉を届けられるというのなら届けてやって欲しいと思います。


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質問:今、困っていることがあります。精神科医を受診しようかと思うんですが私は病気ではないと思います。


 これは私の持論なんですが、


 「病気でなくても精神科医に行ってもいい」んです。


 大切なのは、それが病気であるか?ないか?ではないんです。


 悩みがある。それを解決できそうなのが精神科医である。だから精神科医に相談に行く。


 こういうスタンスで精神科医に行ってもいいんです。


 また、


 「精神科医に行くと病気ということにされそう」


 という声も聞きますが、このアプリを見ていると「精神科医に病気だと言って欲しいのに言ってくれない」という趣旨の質問をしている人も、よく見かけます。


 それは、すなわち精神科医が何でもかんでも精神病と断定していない証拠でもあります。


 言いたいのは、精神科医はもっと気軽に行っていいところだし決して怖いところではないということです。


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質問:精神科医に行ったからといって悩み事が解決するわけじゃないですよね?


 精神科医に行くと薬がもらえます。


 おっしゃる通り、薬を飲んで楽になったからといっても何も問題は解決しません。


 ただ、今とは違う気分や心境になりますから、今とは違う考えやアイデアが出て、何かの打開策が見出みいだされる可能性はあります。


 もしくは今、悪いループにハマっていたら、そこから抜け出せるかも知れません。


 「精神科医は問題を解決してはくれない」


 それは事実なんですが、精神科医に行った自分が問題を解決してくれる可能性はあると思います。


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質問:

 AさんとBさんはどちらも女性で私の部下です。この前、私とAさんと2人きりになったときに、AさんとBさんが2人きりのときにBさんが私の悪口を言っていたと打ち明けてくれました。Bさんに確認するべきでしょうか?


回答:

 これ言うと更にショックを受けてしまうと思いますが、そのAとBは、あなたの居ないところでは、あなたの悪口を言い合っていると思います。


 別にAとBの仲が悪くても、あなたという共通の(言ってしまえば)敵の悪口を言い合っているときは結託して盛り上がれるのです。


 そして、あなたと2人切りになったときには同盟なんかうっちゃって自分のことは棚に上げて相手の言っていた悪口だけを密告するわけです。


 だから裏を取ろうとなどとせずに、どちらの話も聞き流しておくのが良いと思います。


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質問:私に使われる物はかわいそう、私に食べられる食べものはかわいそう、私は価値のない人間なんだからどうせ食べられるなら価値のある人間に食べられたり、物はつかわれれば物も喜ぶだろう。


回答:

 そういう思いは、あまりありません。


 ところで「見切り処分品」ってご存知ですか?


 売れ残った商品に赤い値札で安い値段を付けてワゴンとかにまとめられている商品です。


 半額とか、それ以下の値段のことさえあります。


 そこまでしても売れないものは売れません。


 一番可哀想なのは、誰にも使われずに捨てられる物ではないでしょうか?


 一番可哀想なのは、誰にも食べられずに腐っていく食べ物ではないでしょうか?


 あなたに使われた物たちは、あなたに食べられた食べ物たちは、まだまだマシだったんじゃないでしょうか?


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質問:女の私の方から告白して、流れで性交渉まで行ったのですが失敗してしまって、今とてもギクシャクしています。別れるべきでしょうか?


回答:

 別れる必要はない。


 というか距離を置くのに別れる必要はない。


 いきなり過ぎたから、仕切り直して、なかったことにして、手を繋ぐところから、キスをするところから、とにかく、その手前から、やり直してみればいい。


 なんなら、外で待ち合わせしてデートするところからやり直してもいい。


 一度失敗したら、もうダメなんて誰が決めた? 何度だってやり直せばいい。


 二人のことだ。二人が決めればいい。二人が認めれば誰も文句なんか言えやしない。


 もう一度やり直してもダメだったら、またやり直せばいい。


 それだけのことだ。

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