クール系ボクっ娘マネージャーの正体は匂いフェチで、くんかくんかしてるところに遭遇した(1440字)
ああ、先輩。
今日もお疲れ様でした。
ジャージ、預かりますね。
ミーティング室の方に、飲み物の差し入れがあるらしいですよ。
ああ、洗濯物を運ぶのなら大丈夫です。
これぐらいの量だったら、全然、楽に運べるので。
僕、結構、力持ちなんですよ。
そうは見えないですか?
僕って、そんなひ弱なイメージだったりします?
何を考えているか分からないクールキャラ?
え……。 僕のことですか?
それは間違ってますよ。
こんなにも表情豊かなのに。
あれ? 今なんで、ずっこけたんですか?
僕のせいですか?
今のは別に、ボケじゃありませんよ。
マジメですよ。
それに、僕、別にクールキャラじゃないですよ。
お笑い番組とかよく見てますし。
まあ、妹にはお笑い番組を真顔で見てて怖いとか言われますけどね。
失礼な妹だと思いませんか?
おや、先輩は僕よりも妹の味方ですか?
それは残念。
では、先輩と小粋なトークも交わせたところで、
このジャージを川へ洗濯しに行きますね。
先輩は、山へ芝刈りに行ってください。
……よし。
それでは、先輩もミーティング室へ行ったところで……。
お楽しみタイムといきましょうか。
くんか、くんか。
くんか、くんか。
あ~。先輩の汗の匂い、大好き。
汗がたっぷり染み込んだジャージ、最高。
特に、ジャージのワキのところが、たまらない。
少し、すっぱい感じの匂いもいい。
もっといっぱい、匂い嗅いじゃう。
すぅぅぅ。はぁぁぁ。
すぅぅぅ。はぁぁぁ。
先輩の匂い、好き。
好き好き。好き好き。
マネージャーやってて、良かった。
くんか、くんか。
くんか、くんか。
……おや? 先輩?
そんなところで、何を?
女子が男子の体操服の匂いを嗅いでるところを覗くなんて、エッチですね。
ずいぶん、冷静?
僕がですか?
いえいえ、そんなこと、ありませんよ。
先輩にバレてしまって、もう慌てまくりのサンタクロースですよ。
……今のギャグで笑わないとは、先輩、なかなかやりますね。
1つ断っておきますが、僕はビッチではないので。
匂いを嗅いでいたのは、先輩のジャージだけですよ。
どうです?
一途な後輩キャラって、ポイント高くないですか?
まあ、仕方ありません。
学校の先生でも、警察でも、どこにでも言いつけて下さい。
僕に後悔はありません。
これから刑務所のまずいメシを食べることになろうとも、
先輩のジャージの匂いを嗅ぐことには、それだけの価値がありました。
恥じらい?
先輩に『くんかくんか』してるところを見られたことに関してですか。
それは僕も乙女なので、もちろん恥じらいはありますよ。
なんなら、僕はМなところもあるので、先輩に冷たい目で見られて興奮もしてますよ。
ひょっとして、僕が『くんかくんか』してたところをスマホで録画してたりします?
それで脅迫するとかします?
なんだ、録画してないんですか。
ダメじゃないですか。つめが甘いですよ、先輩。
先輩にだったら、無理やり襲われるのも、どんとこいだったのに。
想像しただけで、鼻血が出ちゃいそうですね。
え、僕のこと、襲わないんですか?
そうですか。それは残念ですね。
じゃあ、仕方ありません。
こちらからお誘いしましょう。
ねえ先輩。
僕と一緒に、汗をかくこと、しませんか?




