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猫田ねこの新しい日常(改)  作者: 猫大長老


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3/16

初戦

???「こら!廊下を走るな!!」


げっ!こいつは1年の時の担任のカマキリ!

カマキリはカマキリのままなんだな。


「ごめんなさい!とても急いでいるんです!ごめんなさい!」


さっきの先生を探しに職員室まで走った。


「お、やっぱり来たか!猫田!」


「もしかしてカマキリは元の世界のカマキリじゃないですか!!」


「................そうだ。って。カマキリって言うなよ!鎌田先生に失礼だろうが!」


先生に今日あったことを改めて話した。


「脳内に直接みたいなやつか。そのケーキ屋さんの話は。」


「そう!そうです!そんな感じ!」


「あれは、多分ミッションか何かなんだが........危険だから無視でいいと思うぞ。」


そうだよな。危険だよな。


しかしねこは少し興味を持っていた。


帰り道を歩いていると。また何かが聞こえた。


................い.........わ........れ........ぞ........


ん??よく聞き取れない


「おい!自転車忘れてるぞ!!」


はっ!俺は自転車通学だった!


「ありがとう、マツタケさん。危うく自転車を忘れるところだった」


(猫田ねこ........早く駅前のケーキ屋を退治しろ........さもなくば........)


なんだ?またさっきのか?駅前だな。よし!


「マツタケさん!駅に行かないか??」


「えっ?なんで!」


「いいから!」


我々は3人で駅に向かった。


「なんでお前がいるんだよ!岩虫!」


「この岩虫一朗猫田様に忠誠を誓った下僕でありますがゆえに!」


「え!」


こっちの世界の岩虫はなぜか俺に忠誠を誓ってるらしい。嬉しい反面気持ち悪い。


そんなこんなで駅到着ー!!


「ケーキ屋さん、ケーキ屋さん、どこだ!」


普通の人しかいないぞ!ケーキ屋らしき建物もない!騙されたか!


???「ケーキの気配を感じる!お前はケーキか!いや、そっちのお前か!?」


なんだこいつ、変なやつだなー。


「おい。そこの猫みたいなやつ」


俺は猫っぽいとよく言われるが、自分ではそうは思わない。


「お前、鼻くそついてるぞ?それでお菓子ののつもりか?ケーキ屋さん舐めんなよ?」


この人おかしい!俺は危険を察知した。


「この人おかしいぞ!俺は鼻くそなんてついてないのについてるって言ってくる!」


絶対こいつがケーキ屋さんだ!


でも退治するってどうやって?暴力?


俺が考え込んでる間もふにゃふにゃしてやがる。ケーキ屋さんめ!


「なにふにゃふにゃしてやがる!お前がケーキ屋さんだな!」


「いかにも。私がケーキ屋さんだ。」


マツタケさんと岩虫が驚いている。


「なんだ、ねこ!知り合いか!この変なヤツと!」


そんなわけないだろ。こんな知り合いがいたらもうあれだ。その、あの、とにかくあれだ。


「こいつは悪いやつだから退治しなければならない!」


「どうやって!」


問題はそこなんだよな。


「おい、そこの坊主頭のやつ!お前も鼻くそついてるぞ?へへへへへ!恥ずかしくないのか?」


マツタケさんは泣いてしまった。鼻くそなんてついてなかったのに。


「岩虫!逃げろ!」


「できません!ご主人をおいて逃げるなんて!」


岩虫まで巻き込みたくない!


「おい、お前岩虫っていうのか?お前、虫みたいな顔してんな!」


岩虫も泣いた。なんなんだ。打たれ弱いのかこの世界の住人は。


(おい!猫田ねこ!やつの鼻をよく見ろ!)


鼻?................................!!!!


鼻毛出とる!!!


(そうだ!もう、すべき事は分かったな?)


ああ........。分かってるよ!


「おいお前!よくも俺の仲間達を泣かせたな!いいことを教えてやろう!」


「なんだ?ケーキの気配でも感じたか?」


「お前!鼻毛出とるぞ!!人に散々言っといて恥ずかしくないのか!鼻毛ー!鼻毛ー!はーなーげっ!ほい!はーなーげっ!ほい!」


「なんで、、なんでそんなに酷いこと言うの??」


ケーキ屋さんは泣きそうだ。


(やつの腋を見ろ。それでトドメだ。)


「おい!ケーキ屋!お前ワキ汗すごいな!ケーキに混入したら嫌だわ!」


「うう................うっ、、うっ、、」


あとひと息だ!言ってやるぜ!


「ね、ケーキ屋さん。少しぐらい泣いても良いんじゃないかな。きっと神様も許してくれるさ」


「う、う、う、うわーーーーん!うわーーん!」


ケーキ屋さんは俺の胸の中で泣き続けた。


(ミッション完了だ。よくやった猫田ねこ。次の指示を待て。)


ケーキ屋さんは俺の胸の中で消滅していった。


「何だったんだ。報酬とかは無いのだろうか」


(報酬は毎日0時に君達に渡ることになっている)


「ああ、そうなのか、ありがとう。普通に会話出来るのね。」


(................)


必要以上には喋らないのか


「俺は洗濯機でこの世界に来たんだ。どうやって戻るのか教えてくれないか?」


(................)


チッ。そうすんなりといかないか。


「お前は誰なんだ!」


(私は、神だ。それより猫田、もう11時だぞ。早く家に帰れ。)


ケーキ屋さんが長い時間泣いてたのが悪いんだ。何時間泣いてたんだあいつ。


(7時間だな)


そういうことは答えるのね。


「おい、岩虫!マツタケさん!帰るよ!」


「でも、、鼻くそつけた顔で外なんて歩けないよ」


「わたしも、こんな虫みたいな顔で外など歩けませぬ」


いやいや、弱すぎるだろ。もう置いてくか。


「じゃあ俺は1人で帰るよ。ばいばい。」


2人はしくしく泣いている。


早く帰らないと、怒られる。


「ただいまー!」


家族が3人とも泣きそうな顔で出迎えた。


「さっき脳内に直接〜てね〜なの」


「もう!次の話で聞くよ!今日はもうおしまい!」

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― 新着の感想 ―
 鼻毛神拳?
[一言]  厳しい戦いでした。  尊い犠牲。
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