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君の__を知りたい。  作者: 木下 藍瑠
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その2

朝目がさめると飼い猫の鈴が頬を寄せてくる

「おはよう…」


「支度しなきゃ」


私は、月岡高校に通う2年生の 高槻 志乃

現在はモデルをしている姉と暮らしている。

最近姉はよくテレビにも出ていて今度歌手や女優業にも挑戦するらしい。

姉はとても美人で、妹が言うのもなんだがモテる。

外では人当たりも良く朗らかな性格で家庭的だ。

まぁ、しかし家に帰るとすぐに「疲れた…」

とソファに倒れてくる。

外の対応とは大違いだ。

けど姉が優しいことには変わりはない

私が好きなタルトを良く作ってくれる。

私にとってはなんでも話せる大好きな人だ。


「私もおねぇちゃんみたいになりたいな…」


なーんて、なれるわけがないと分かってはいても自分にはないものを持っている人を憧れてしまうのは仕方がないことなのかもしれない。


「鈴、良い子にしてなよ、じゃぁ行ってきます」


さぁ、今日も猫をかぶる1日の始まりだ。



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