【登場人物紹介】
■火野清貴
42歳、170cm
癖の強い白髪交じりの黒髪、黒縁眼鏡。大抵の場合、無精ひげをはやしている。
現世では運輸安全委員会(事故調査委員会)のスペシャリストで地球物理学を専門とする大学教授だった。
聖女としてヴェネンティカ王国に召喚されたが、魔瘴と言われる現象が湖面爆発だと気付き、恒常的な解決策を提示。その後「大陸事故調査委員会」を設立し、各地の様々な事件事故の解決にあたっている。
仕事人間。直観力に優れる天才肌だが、当人は自身を凡人であると認識しているため、かえって周囲を振り回している事にはまったく無自覚である。
■ナサニエル第一王子
22歳、182cm
緩くウェーブがかった白銀の髪にアイスブルーの瞳。白磁の肌は透き通るようで、まるで精巧に作られた人形。
ヴェネンティカ王国の第一王子。掴みどころがなくお道化た態度をとる事が多いが、かなりのやり手であり政治的手腕に長ける。「大陸事故調査委員会」の後ろ盾でもあり、その予算を難なく通して見せるあたり、ヴェネンティカ王国の世継ぎがナサニエル王子一強である事が窺える。
清貴のことを「僕の小鳥」と呼び、いつも嫌がられている。
■アレス・レクイシム
24歳、175cm
童顔。輝かんばかりの金髪、長い睫毛に縁どられた碧眼。
清貴によってシスター衣装を身に着ける事になったが、妙にしっくり来たようでそのまま着続けている。最近ではすっかり板についており、周囲から”美少女”と認識されている。
その正体は聖光庁直属・異端審問局、第七執行官であり14歳でその座についてから10年間、執行官の卵を全て打ち負かしてきた。
見た目からは想像がつかない完全無欠の脳筋であり、人知を超えた身体能力を有している。
■ゼノン・ファーヴァル
34歳、179cm
肩まで伸びたこげ茶の髪を緩く束ねる。スクエアカットの眼鏡着用。
もともとはスウェンディラの港湾管理局・海事安全推進課の次席事務官だったが、「大陸事故調査委員会」の技術補佐官として無期限で派遣される。清貴の秘書的役割を担っており、優秀過ぎるが故に無茶ぶりが雪だるま式に増えていく苦労人。
各地に派遣されるたびに、その地域の法律、歴史、風土などを徹底的に調査し、問われれば淀みなく答える事が出来る。類まれなる努力こそがゼノンの才能であり、その才能故につねに苦境に立たされている。
唯一の癒しは愛犬のセルジュであり、仕事終わりにはいつも”犬吸い”を行って英気を養っている。
■セルジュ
5歳、165cm(鼻先から尻尾まで)、体高70cm、60kg
コモンドール(まるでモップを思わせる長く垂れたむく毛の大型犬)によく似たゼノンの愛犬。毛色は白。
おっとりのんびり甘えん坊。自分のサイズを理解しておらず、永遠に子犬のサイズ感で甘えてくる。
アレスに対しては、若干の恐れを抱いているものの、一番お散歩に連れていってくれる相手でもあり、やや警戒気味ながら懐いてもいる。




