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寝たきりから車椅子への移乗……

カイロとは、余り関係の無い話ですが、読んて貰えたら……


何かがつかめるかもしれない…




寝たきりから、車椅子への移乗


以前に、寝たきりから車椅子に乗れる迄回復した話しを詳しくしたいと思います。


症例に上げる方は、母方の祖父です。

(80代)


寝たきりになった原因は、睡眠薬の過剰摂取なのですが、其れは、睡眠薬の弊害で書きたいと思います。


本格的に寝たきりになったのは、3年位ですが、其の間で、筋肉が硬直して、腕と首が少し動くだけで、床ずれも始まり(床ずれがはじまると、菌が体に回りやすくなり死期が近いそうです)


そんな時、祖母が認知症になり、『今度は自分が祖母の面倒をみる』と、決心した祖父は、私にリハビリを頼みました。


身体が全体的に板の様になっている祖父へのリハビリは大変なもので、関節と言う関節が全く動かす事が出来ず、手が付けられる状態ではなかったのですが、本人の希望が強かった為に少しづつリハビリを行いました。


先ずは、固くなっている(筋と骨だけ)身体全体を皮膚と、そのしたの筋肉を軽い力で念入りにマッサージして全体的に骨と皮だけに見える身体の筋肉を何日もかけ、少しづつ柔らかくして行き

其れと同時にミリ単位で、曲げ伸ばしを行いますが、この曲げ伸ばしがかなり痛みを伴い、患者の覚悟の強さが要求される施術になります。


そんな辛い施術を耐え切り、どうにか2ヶ月を切る頃には、車椅子への移乗が出来る迄回復しました。


読むと簡単に思えるかも知れませんが、死にそうな方が、車椅子に乗れる様に成るのは奇跡と言うより異常な事なんです。


因みに、褥瘡(床ずれ)も良くなったので、免疫力も回復した様です。


又、睡眠薬の摂取も合わせて辞めたので、点滴による栄養摂取も、流動食から、固形物に変える事が出来る迄回復しました。


あくまで、一人だけのデータですので、万人が試せばそうなると、断言は出来ませんが、試す価値は有ると思います。


先にも書きましたが、痛みが伴う施術ですので、本人の同意が無いまますると、虐待になり兼ねません! 毎回毎に本人の意思を施術前に必ず確認して行う様にして下さい。


施術は真綿で包む様な感覚で優しくゆっくり行い、撫でる時も同じく優しく行います。


祖父は車椅子が使える迄回復した事で満足してしまいましたが、あのまま続けていたら、歩けたかもしれないです。


この様に寝たきりになった方でも、回復出来たので、そうで無い方達は、回復出来るのではないでしょうか?


この事例で、希望を失いかけている方に希望や夢を持って貰えたら幸いです。



頑張っている方に頑張れとは言えないですが、希望は有ると思って欲しいです。

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