表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒狼の航路(ブラックルート) ― 魔王戦記  作者: 一場れい
第1部勇者動乱編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
25/100

間話 柱一本目

 黒耀城、回廊。


 ドン。


 黒大理石の柱に、ヒビが入る。


「……クソ」


 ヴァイレンは拳を引いた。


「またか」


 背後から、静かな声。


「城を壊すな」


「壊してねぇ」


「壊れている」


 振り向かなくても分かる。


 レイゼンだ。


「修繕班が泣いていたぞ」


「知らねぇ」


 レイゼンは、ひび割れた柱を見上げる。


「戦か」


「違ぇ」


「赤か」


「違ぇ」


「武官見習いか」


 ヴァイレンが止まる。


「……は?」


 声が一段低くなる。


 レイゼンは平然と続けた。


「今日、あれは兵に礼を言われていたな」


「別に」


「笑っていた」


「だから何だ」


 沈黙。


 レイゼンは小さく息を吐く。


「柱に当たるな」


「気が散るなら、本人に言え」


「何をだよ」


「知らぬ」


 それだけ言って去る。


 ヴァイレンは、しばらく立ち尽くした。


(……笑ってたか?)


 思い出そうとして、


 思い出して、


 またムカついた。


「クソ」


 今度は、殴らなかった。

柱シリーズはお笑い回になります。

早くコメディに振り切りたい。


最後まで読んでくださりありがとうございます。

面白い、続きが気になると思われた方は、ぜひ下にある【☆☆☆☆☆】評価&ブックマークで応援をしていただけると嬉しいです。


感想もお待ちしております!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ