1/24
第一部 序
初投稿ですよろしくお願いします
地上より遥か深く、遠い地──魔界。
魔素に満ち、血と誓いが土に染み込む世界。
天道歴八〇〇〇余年。
魔族、黒のヴァーレス家。
若き黒狼兄弟、レイゼンとヴァイレンは立ち上がった。
世は乱れていた。
賄賂は法となり、
腐敗は徳と呼ばれる。
金を冠する王朝、アレス家。
富で魔界を縛り、血より重いと信じた一族。
だが、賄賂で固めた兵は戦を知らない。
恐怖も、誇りも持たぬ者たちは、
本物の戦意の前で崩れた。
ヴァイレンは先頭に立ち、黒角を血に染める。
レイゼンは後方で盤面を動かす。
一手も無駄にせず、王城を包囲した。
そして――
黄金の玉座は血に濡れた。
黒は、止まらない。
レイゼンは戴冠する。
黒耀城、玉座の間。
魔界に、新たな魔王が生まれた。
その名を――
レイゼン・ヴァーレス。
この時、まだ誰も知らない。
この戴冠が、
魔界だけでなく、
やがて宇宙すら巻き込む物語の始まりだということを。
最後までお読みくださりありがとうございます。
設定とか暦とかはただの雰囲気なんでふんわりで大丈夫です
魔族と魔王側のお話です。
面白い、続きが気になると思われた方は、ぜひ下にある【☆☆☆☆☆】評価&ブックマークで応援をしていただけると嬉しいです。
感想もお待ちしております!




