マイページが好きっ!
諸君……などと、つい、言ってしまいそうになりますが。
筆者は『小説家になろう』の『マイページ』が好きです。
そうです。
作品のページで作者名を押すと出てくる、あの画面です。
作品のページの下の方に『作者マイページ』というリンクがあって、そこからも飛べる、あの画面です。
昔から代わり映えしない——それは『小説家になろう』のサイト自体そうですが——あの画面です。
繰り返しますが、筆者はマイページが好きです。
自分のマイページも好きだし、他の人のマイページも好きです。
このサイトの画面の中で、マイページが一番好きな画面です。
何がそんなに好きなのか。
まず、画面自体が好きです。
必要な情報が、とてもコンパクトにまとまっています。
要するに見やすい画面です。
一番上に、その人の名前。
『だれだれ さんのマイページ』。見たまんまです。
その下に、三段組みに見えますが、実質二段組みで、各種情報が並んでいます。
中央(実質右側)には、『シリーズ一覧』や『作品』の一覧。『ブックマーク』やプロフィール情報が続きます。
左側には、『活動報告』や『お気に入りユーザ』、各種一覧画面へのリンクです。
これで全部!
そう、これで全部です。
これがその人の情報で、ここから全部見られます。
なんて見やすい、便利な画面なんだ。
だから筆者は、マイページの画面自体が好きです。
次に、自分のマイページが好きです。
気分はSNSのプロフィール画面か、オンラインゲームのハウジングです。
このサイトの実態としては前者でしょうが、筆者の頭の中では後者です。
家具を配置したり、家の中を飾り付けたりするように、『活動報告』を書いたり、『作品』を書いたり、『ブックマーク』や『評価』を並べたりします。
他の項目も適当に埋めれば、もう完璧です。
それと、言い忘れていましたが、色を変えたりプロフィール画像を上げたりできないのもいい感じです。
やり過ぎは良くないものです。
そういうわけで筆者は、自分のマイページが好きです。
最後に、他の人のマイページも好きです。
気分はお宅訪問です。
基本的には全部見られる画面ですから、その人の(見える範囲での)すべてが詰まっています。
筆者は、友達を百人作ったりとか、あなたの活動報告にお邪魔したりとか、あまり熱心にやるつもりはありません。
自分のマイページをいじる方が好きなので。
けれども、だからと言って、他人に興味がないわけではありません。
見に行きます。
めちゃくちゃ見に行きます。
作品を読むよりマイページを眺める方が好き、まであります。
マイページの項目すべて、適度に埋めている人。
こういう人は大好きです。
作品が一杯あって、ブックマーク(以下ブクマ)も評価もない人。
ああ……集中してるのね……って感じです。
作品が一つもなくて、ブクマ評価が多い人。
読み専ですね。ポイントありがとうございます。
ブクマや評価に、意図やセンスの感じられる人。
見せブクマ、見せ評価ですね。かっこ付けるのが好きなのでしょう。
自分で言ってしまうとイタい人ですが、筆者はこのタイプです。
活動報告が多い人、逆に一つも書いていない人。
日記か! 無口か!
お気に入りユーザが多い人や少ない人。
ここは正直、非公開の設定もありますし、あまり見に行かないのですが、極端に多かったり少なかったりすると、それはそれで目を引きます。
シリーズが多い人、特定のジャンルに絞って投稿している人、『ユーザID』の数字が小さい人、もう活動していない人、ちょっとお休みしている人……。
月並な言い方ですが、色々な人がいます。
見ています。
筆者は見ていますよ。
だって公開情報ですからね。インテリジェンスの基本です。
もちろん全部見ているわけではありませんが、見に行ける範囲では見に行きます。
こんなことを言いながら、見に行かないこともあるので、そこはごめんなさいですが。
まあ、とにかく、眺めていると、面白いものです。
こういうわけで筆者は、他の人のマイページも好きです。
さて。
少し長くなってしまいましたが。
このエッセイは、結局のところ、一体なんだったのか。
筆者はマイページが好きです。
マイページ! マイページ! マイページ!
などと言う必要もないでしょうが、マイページって、面白いものです。
皆様にもマイページ巡りをお勧めします。面白いので。
マイページって面白い。
マイページが大好き。
マイページ。
マイページが好きです。
それとポイントも好きです。ポイントクレクレ。ポイントが好きっ!