紫金の竜帝
竜の出現と同時に空気が冷たくなる。
転移したのは竜たちではなく、僕と2万の軍勢。
「おのれ、このような目くらましなぞ。」
爺さん自分の左手に短剣を突き刺しました。
違うって。
上で見ている竜たちからもあきれたような思念が届く。
『ここは北の国ノルトのさらに奥、竜のなわばり。竜玉はすべて竜の子供、人が所有できるものではない。』
上空の白竜、ゴーエンから強烈な思念が軍勢を打つ。
竜の群れから白竜、青竜、赤竜、黒竜が降りたち僕の横で人型をとる。
「爺さん、あんたの勘違いだ。この世界が始まってまだ人に竜玉を託した竜はいないし、人に倒され竜玉を奪われた竜もいない。」
「し、しかし、国宝はあったのじゃ。紫の玉をワシは見たのじゃ。」
「紫といってもこの色ですよね。」
僕は紫金の剣を実体化した。
「見たのはこの色だったはず。盗まれた宝玉とは違うはずです。」
「だがしかし。」
「色が変わることはありません。」
「じゃったらワシはどうすればいいんじゃ?」
「もし、あくまでも竜玉もしくは紫金の玉をよこせとおっしゃるのでしたら、お相手します。力づくでどうぞ。」
僕から立ち上る気が巨大な紫金の竜の姿をとり、人と竜以外の生命は全ておびえてその身を隠した。
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妹達にはへそがない のお子様Sがこの宝玉から産まれた子供達になります。




